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陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 祥伝社 (2006年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

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陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!

    とにかくリーダーの成瀬さんがかっこいい!
    嫌な奴らを出し抜く、裏の裏の裏をかく用意周到さに拍手喝采!

    最初の布線が、最後に活かされていて、「ここで来たか〜!」とむしろ爽快な気分になった。

    映画も見てみたい!

  • 銀行強盗が主役の痛快サスペンス小説!個性的な四人の天才による鮮やかな手口、小気味いい会話。伊坂幸太郎ワールド全開です!
    ゆううつな気分を吹き飛ばして、爽快な読後感に浸れますよ!

  • オーデュボンの祈り、ラッシュライフと残虐な場面に辟易としていたが、3作目のこの作品は、伊坂幸太郎節が炸裂しており心地よい。

    特に、自閉症に関する考察を15年近く前のこの頃に描かれて物語のキーとして織り交ぜていることには、著者のマイノリティの人々に対する温かな目線が感じられた。
    また、久遠の「人間なんて偉くないのにね」の下りも大好きだ。
    それぞれの章の入り口にも工夫が凝らしてあるのも面白い。

    しかし、前半部分がとても良かっただけに、後半部分は先々の展開が予測通りに進んでいき残念に思った。
    読者の想像を裏切ってほしいと願いながら読んでいたが、想像通りの展開にしかならなかった。

    また、男性の登場人物の区別が難しく、中盤ぐらいまで混乱しながら読んでいた。

  • ちょっと変わった能力を持つ4人組が銀行強盗を起こす話。 ある事件に巻き込まれながらもリーダー成瀬の何枚も上手をいく策が面白い。

  • 2003年に初出。十年以上前の本だったんだ! 映画化で話題になったらしいが,傑作~スーツを着るのが嫌で喫茶店主になった響野は演説の名人で,同級生で市役所の係長をやっている成瀬は嘘を見抜く達人。難解な芸術映画を見に行って爆弾騒ぎに巻き込まれ,掏摸の久遠,息子のためなら何でもやる雪子と知り合い,銀行強盗のチームを組むことになった。映画館主が最後まで観られなかった映画の再上映に招待した時,隣の銀行に外国人が押し入り,人質を殺害して犯人も射殺されるという不手際の一部始終を見たからだった。首尾良く5分間で4千万円を奪い,正確な体内時計を持つ雪子の運転で逃走したが,RVカーとニアミスし,拳銃を持ち出した連中に車と奪った現金を持ち去られた。彼らは現金輸送車ジャックで既に1億円を奪っていたのだった。久遠は運転手の免許証を掏り,合い鍵を作って成瀬と雪子が侵入して発見したのは,林という使い捨ての運転手の遺体だった。林の固定電話でリダイヤルすると出たのは響野。響野と久遠は雪子の息子・慎一に頼まれ脚に障害を持つ同級生への陰湿なイジメ・殺人を止めるために出掛けた廃屋で少年達を撃退したが,慎一を襲うと懸念した拳銃を持った男に脅されつつ,携帯電話を掏っていたのだった。雪子は慎一が心配でマンションから飛び出していき,その跡を響野の妻・祥子が追い,慎一の父・地道を捕らえ,現金輸送車ジャックは神崎という男で,1千万の借金返済を迫られて手伝わされ,元妻が4千万円用意できるという話も地道は神崎に話してあったのだ。成瀬は前の銀行から300mも離れていない別の銀行を襲うと云って地道も仲間に引き込んだ。まわりのメンバーは地道が裏切ると恐れていたが…,成瀬は嘘の情報が神崎に流れることを期待していたのだった。地道はその裏を搔き,用意した携帯で盗聴する~飄々としていて楽しいわぁ。続編があるの?

  • 成瀬は相手の嘘を見破れる。雪子は体内時計を持っている。響野の話は全て嘘で演説の達人、久遠は天才スリ。この4人は偶然の出会いから銀行強盗となる。今まで100発100中成功してきた彼らが初めて失敗し金を奪われた。雪子の元旦那が借金していた相手から雪子の息子に危害を加えると脅迫され、雪子が裏切らざるおえなかったからだ。実は全てを見抜いていた成瀬は雪子を脅迫した相手に仕返しすべく、計画を練り、痛快に解決していく。

  • あれ…伊坂幸太郎ってもっと面白くなかったっけ…。

  • 伊坂さん作品は割と好きで三部作一気買い。今回も伏線の回収が見事すぎるし終わりの演出はくすっときた。まさにギャングが地球を回そうとする演出が気持ちよかった。んだけど、台本や脚本を見ているような文章で、最後までハマりきれずピンと来なかった。
    作品から醸されるオシャレとユーモアが私には理解できないんだろうなぁ……

  • 面白かった。話の中に出てきた会話などを最後に上手く全て回収しているのが素晴らしい。成瀬さんのキャラが好き。

  • 言葉の解説が面白い。
    物語の途中に出てくる一見話の流れに関係してい無さそうな事が結末に繋がって、なるほど!流石!と思う。
    会話のテンポもよく読み易かった。

  • 母を通じて弟のを又借り(*^_^*)。
    --
    「オーデュポンの祈り」とか「グラスホッパー」を読みかけたことはある。しかし最後までもたなかつた。
    これも、他に今読むものがないので仕方なく最後まで読んだが、面白いとはとても言へない(T_T;。
    解説子が苦労して解説してゐるが、成功はしてゐないと思ふ(*^_^*)。

  • いや〜面白かった。伊坂節炸裂といった感じ。ストーリーもさることながら、本筋からズレたところでの軽妙洒脱な会話劇は流石。

    本作を読んでいてふと気づいたこと。伊坂さんの作品って、タランティーノに似てるなぁって。伊坂さんの作品を娯楽的な脚色なしで、3時間くらい垂れ流したらタランティーノになるんじゃないかな。でも伊坂さんは大好きなんだけど、タランティーノは苦手なんだよな…、なぜだろう。タランティーノも小説で読んだら面白いのかもしれないよなぁ。

  • 伊坂幸太郎さんワールドの先駆けとなる作品?
    4人が4人とも個性的な、本来役に立つのか?というような特殊能力の集団なのですが、なるほど~と言う展開です。

    中でも響さん大好きです。
    無駄に口煩く、自己顕示欲の塊ですか、成さんが必要としてる訳ですね

    本来、強盗で役に立つのか?と言うような演説が得意というのは特殊能力ではなくただ単に特技ですが、あの知識の深さとプレゼン能力は僕も身に付けたいものです

    次回作にも期待

  • 伊坂幸太郎、3作目の小説。

    人と変わった能力を持つ4人が銀行強盗をする。

    押し入った銀行の帰りに、別の強盗と出会い、ストーリーは思わぬ方向に。

    続編があるか、探していないが読んでみたい。

  • こういうノリは大好物♪
    あっという間に読んじゃいました。
    元気を貰える作品。
    確かに娯楽小説だけど、後味が良くて心に残るところが、ただの娯楽小説で済まないところ。
    成瀬と響野の腐れ縁を気取った男の友情もツボ。
    会話のテンポとかもいいね。
    作品が纏っている空気もオシャレだし。
    ていうか伊坂さんの作品はオシャレで品がいいよねいつも。

    最後のどんでん返しで映画の「スティング」を思い出した。(あの映画も大好き)
    こりゃ続編も読みたくなるわ。彼らの活躍(?)をもっと見たいもの。

  • 昔読んだのの再読

  • 3冊目を読みたくて再読。映画化以来なので10年ぶり。読書から離れてたので、リハビリにはちょうど良かったかと思います。

    それにしても伊坂さんのお話ってあまり情景が浮かばない。

  • 久しぶりに再読。新作出てたのね。
    もう何度も読んでるけど、やっぱりおしゃれだなあ。
    そして学生時代の私は気に入った文章に傍線引いていて、若いなとウケた。

  • 4人のギャングの掛け合いが面白い!強盗犯という悪役なのに憎めず、クスッと笑ってしまう。ストーリ展開も面白く、気分転換に気楽に読めました。

  • かっこいい。
    昼間、即席ラーメンを啜りながら読みたい。
    一年おきにあいつらどうしてるかなって思うな、きっと。

  • 再読。
    初期の作品ですが、やっぱり面白いなあ。
    テンポのよい展開、唐突に出てくる伏線の回収方法、そしてそれぞれの登場人物の明るい自信と勇気。どれを取っても秀逸で、リラックスして純粋に楽しめました。

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