十津川警部「初恋」 (祥伝社文庫)

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著者 : 西村京太郎
  • 祥伝社 (2006年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333041

十津川警部「初恋」 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ○明かされる十津川の初恋と淡い思い出となる殺人事件
    捜査一課の十津川に弁護士・崎田が訪ね、十津川の初恋相手である原口夕子が亡くなり遺産を分けたい、という申し出があった。困惑する十津川だったが、翌日崎田が死体で見つかる。
    死を疑問に感じた十津川と亀井は高山へ向かい、原口夕子の経営する旅館に向かうが、夕子は生きていて娘の由紀が病死したと聞かされ、戸惑う。夕子も失踪していて何か仕組まれていると感じた十津川だったが、突然十津川にあった電話が夕子からのものだと気づき、これは何かあると考え…

    十津川の甘い初恋は、大学三年のとき、湘南の海である。ヨット部の合宿で泊まった民家の娘が夕子だった。そんな夕子を以前も助けたことがあったが、今回も助けを求められたということなのか。
    亀井もところどころで自らの初恋を暴露するが、十津川は自分の初恋に対する亡霊を振り切ったり振り切れなかったりする様子が、なかなか人間味あふれるのである。
    そんな夕子に対しては、コンサルタントで県議の三枝がどうも黒幕となって由紀を殺したのではないか?そんな疑念が生まれてくるところから、十津川はアリバイや動機を綿密にかつ大胆に崩しに行き、解決へと導く。
    初恋の相手をこんな形で、とは十津川の本意であったかどうかは定かではないが。

  • 「江ノ電の中の目撃者」(EF63形機関車の証言)の後、高山で旅館を経営しているという初恋の相手。

    最初は本人が殺されたという話があり、それを知らせた人が殺される。
    実際は娘が亡くなっていたが、殺人事件になっていない。

    延々と翻弄され、最後に手紙で終わる。
    十津川警部の迷いが、そのまま話の展開の迷いになっているようで、
    閉じていない話題がいくつかある。

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