影踏み (祥伝社文庫)

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著者 : 横山秀夫
  • 祥伝社 (2007年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333294

影踏み (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 話全体はつながっているが
    1つ1つの事件は直ぐに解決される・・
    いわゆる連作短編集である。

    犯人誰?と思いきや
    意外な犯人にたどり着く。
    しかも、短編なので
    直ぐに謎が解ける。
    と言う意味では読みやすい。

    主人公は泥棒である。
    犯罪者なんだけど
    憎みきれず、
    思わず正義の味方か?と
    勘違いするほど
    男気があって渋く描かれている。

  • 主人公の泥棒が各章で謎を解いていく。

    記憶力、推理力、腕力、度胸があり、
    泥棒にしておくのはもったいない・・・

    サクサク読めて
    単純に謎解きを楽しめるだけでなく、
    心がほっこりする章もある。
    また、全章を通して自分の影と向き合う姿もある。

    色んな種類の楽しみ方ができた。

  • 出所した泥棒があれこれ事件に巻き込まれる短編形式の話で、それぞれ良く出来てた。本人と家族の過去の出来事もちょいちょい絡んでなかなか面白かったー。

  • 主人公「ノビカベ」こと真壁は、2年前刑務所に入るきっかけとも言える事件に疑問を抱き、出所後調査を始める。

    「ノビ師」(=忍び込んで泥棒を働く。)である真壁の侵入シーンが細かく描かれており臨場感溢れる。

    母親に無理心中で殺された双子の弟が意識の中(中耳)で同居しているオカルト的面もある物語。
    「横山作品の異色作」
    色々な面から楽しめました。

  • 泥棒が主人公なので、他の横山秀夫の警察小説とは趣を異にするが、これはこれでハードボイルドな雰囲気がよかった。短編集だが、主人公が共通で話も微妙につながっているので、長編小説の読了感もありちょっとお得な感じ。

  • FeBeで聴書

    動作や感覚の表現が生々しく、難なく頭の中で再生された。描写が洗練されていると感じた。

    泥棒、警察、ヤクザなど裏の社会に精通しているかのような設定は現実味を帯びていて、ぞくぞくするような恐怖や興奮を覚えた。

    これらの緻密に描かれた世界でありながら、過去へのトラウマから弟の魂と共に生きている設定とそれにまつわるミステリーが魅力的な作品だった。

  • 主人公の泥棒、真壁が、出所してからさまざまな事件に巻き込まれる連続短編集。
    家族や女性との関係、出所前に起きた事件の謎…と色々な問題を解決していく。

  • 横山作品としてはある種の軽さが特徴といえる。連作だからということもあるが、それぞれ短編ミステリーの体を整えているのはさすが。泥棒のキャラ特性を生かした展開がもっとあれば良かったけど。

  • 一匹オオカミ男の、オランウータン的な生き方を書いた作品。
    過去の痛ましい事件で亡くなったふたごの弟をおともに、「忍び=ノビ師」という泥棒を繰り返す真壁。「ノビカベ」というあだ名で呼ばれる一級の腕を持つ。
    泥棒側の視点で書かれるのは斬新で、興味深かった。弟や彼女との関係もイライラするけど「あーやっぱり一匹狼なのね」と納得させられる。
    孤独な男を描かせると一級品の横山さん。また読みたくなった!

    そして、「ノビ師」の仕事にも目がテンに…みなさん、寝る前の戸締まりにはじゅうぶん気をつけましょう(苦笑)

  • お勧め。

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