花の生涯〈上〉 (祥伝社文庫)

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著者 : 舟橋聖一
  • 祥伝社 (2007年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333515

花の生涯〈上〉 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 寫十四男直弼從被冷遇的時代結識了長野主膳,和村山たか女有了關係之後分手,從風雅不管政治的時代後來成為兄長
    直亮的養子並漸漸成為政治的重鎮。這本裡的直弼很帥氣,和容保一起被描寫為開明、認為應該要開國的大名,撇開史實正確與否的角度來說,主角造型算是吸引讀者的。前半還有點浮上半空中的不確實感,到中盤作品開始有安定的感覺了。

    之前去過金福寺,裡面有介紹村山たか女的文物,這部作品前面造型也有點漂浮不真實,到中盤這個妖媚的女性開始有比較確切的人間像了。

    磯山跟馬屋都登場了,有加分效果(?)。參雜了文人舟橋個人的反戰觀點,認為與其半調子武裝不如徹底非武裝迎接洋人這一段,作者個人觀點我其實沒那麼在意,我比較想知道的是作家揣摩時人觀點所寫出的有說服力的內容(能夠說服我"當然的人真的是這樣想的"般的內容),不管是什麼內容。

  • NHKの大河ドラマ第一作だったとは、知らずに読んでしまいました。

    井伊直弼は悪役ではないんですね。安政の大獄も、開国も別の視点で見ることができます。

    考えが合わないものは、法でさばかれずに、勝手に成敗される幕末はおそろしいと思いますが。論理がわかると、やり方はともかく、色々な知見は与えられますね。

  • 幕末の大老井伊直弼が、彦根藩の十四男として生まれ、他の大名から養子の口が無い限り、部屋住みの身分のまま生涯を終えるはずだった境遇から一躍大藩の藩主を継ぎ、大老の重責を負って・・・!井伊直弼って傍若無人のワンマンな人物じゃなかったのかな?と改めて歴史を考えさせられた。

    前半を読んでから、自ら埋木舎(うもれぎのや)と名付けた彦根城下の住まい(今も残っている)を見ると、感慨深いもの。

  • 読売新聞夕刊に連載されていた「奸婦にあらず」(諸田玲子著)を家人が愛読していたが、最近彦根を訪ねたのをきっかけに、井伊直弼の生涯に興味を覚え、一気に読破した。当初、家臣長野主膳や、村山たか女など、実在しない人物と思っていたが、幕末の色々な政策に大きく関わっていたことを知って井伊直弼の政治姿勢うや「桜田門外の変」や維新に突き進む百年余前にこの国で起こった事の背景が、幕府サイドからの目線で良く分かった。

  • 彦根などを舞台とした作品です。

  • 大河ドラマの1作目だと聞いて
    読んでみました。
    歴史小説を想像していたけど
    恋愛メイン?
    ちょっと想定外です。

  •  ナカムラ君は、島耕作の初芝電産みたいな超有名電器メーカーの幹部社員だ(まかり間違うと、耕作みたいに将来社長になっちゃうかも、と私は秘かに期待してる)。仕事上の係わりで知り合って十年になるのだが、今では飲みながら歴史と歴小説について熱く語り合うことができる唯一の友である。いうなれば「歴友」なのだ。
     その我が歴友ナカムラ君が、「MARUZEN」の表紙を被った文庫本を二冊、差し出して、
     「室長に是非読んでいただきたくて、勝手に買ってきちゃいましたっ。コレいいんですよねぇ。読んでみてクダサイ」
     という。
     みると舟橋聖一著『花の生涯』上下巻ではないか。そういう経緯であったので、かなりの長編なのだが心して丁寧に読んだ。大真面目に考えながら読んだ。なにしろ次に会った時には、ナカムラ君を唸らせるぐらいの感想を披歴しなきゃならない、それが歴友の礼儀というものだ。

     大老井伊直弼の生涯を描いたこの物語は、NHKの大河ドラマの記念すべき第一作目の原作である。大河はこの物語から始まったのだ。その事を、読んでいる途中、定年まじかな先輩社員から聞いた(なにしろ放映当時私は幼稚園児、ナカムラ君は生まれてもいない)。以来今年の『竜馬伝』で51作目(途中1年2作の年もあった)となるのだが、そのうち8作前後が幕末期を舞台にしている。誠に皮肉なことに第1作を唯一の例外として全ての物語で井伊直弼は「悪い奴」か「嫌な奴」として登場する。いちいち検証したワケではないが、記憶する限りでは吉田松陰や西郷隆盛が主人公であるドラマでは当然のことだが完全な敵役である、だから「悪い奴」。篤姫や徳川慶喜を描いたものではライバルを支援して自陣営を圧迫する「嫌な奴」として描かれる。
     ドラマだけじゃない。世間一般の井伊直弼観とは如何かと、試しに日本史の教科書と日本史用語集とをチェックしてみたら、「幕府の強圧政治」の象徴とか、「反対派を安政の大獄で弾圧」だのとやはり悪役扱いである。教科書までもが一方的な「勝てば官軍」史観に毒されているのにはあきれてしまう。忠臣蔵のクライマックスで吉良の首が掲げられたのに喝采するのと同様に、桜田門外で直弼が斬殺された場面で溜飲を下げるというのがほとんどの幕末物ではお約束かもしれない。
     でも本当にそれでいいのか。
     あの時代のあの瞬間に開国を断行した歴史上の功績を無視したり過小評価してよいのか。
     反対派の「攘夷」なる主張は、笑止な愚論ではないのか。
     時の宰相をテロリズムにより暗殺することが権力闘争の手段として正当化されて良いのか。
     著者の舟橋聖一が示した視点は、明治維新礼賛の熱から未だ覚めやらず、条理を見失ったままの我々の愚かさを鋭く突いている。
     同時に、権力者の地位に立った者はすべからく権力欲の権化に決まっている、という人間を見る目の底の浅さをもあざ嗤っているかのようだ。『花の生涯』の直弼は、あくまで無欲な粋人である。幕閣はおろか藩主の地位さえもが望まぬのに押しつけられたものなのだ。死を賭した望まぬ重責を背をわされた彼の悲劇が見事に描き切られている。
     勿論当時の流行作家舟橋の筆は、直弼と片腕の長野主膳の二人の男が、なんとも魅力あふれる村山たかなる一人の女性を巡って交錯する人間ドラマとしても生々しい。だが、その村山たかも綿密な取材により発掘された実在の人物である点も歴史小説としては意義深い。

     ま、大真面目にこれ位のところまで考えておけば、ナカムラ君との論議が楽しみだ。
     「遅くなりましたが、そろそろ二人で新年会でもどーですか?」
     明日あたりメールしよう。

  • 大老井伊直弼の話。
    安政の大獄を断行し,維新の志士達からは目の仇にされていた直弼だが,開国し,日本を強国にせねばならない,西洋の技術を日本に輸入しもっと良い暮らしを日本に導入せねばならないと考えていたことは,龍馬や勝らと同様であり,ただ,幕府方に居たということで,悪役の大親分に祭り上げられたように感じる。これまでの直弼は暗いイメージであったが,決してそうではなく,本書籍でその考えも一新され,見直したほどである。
    あれほどの大獄を断行した直弼は,当然,自分も刺客に襲われて明日の命もどうなることか分からないと感じていたが,それをおしてまで,閉ざされた日本を開国の方向に舵をきったことは,荒治療ではあったが誰かがせざるを得ず,その跳ね返りは自分が一人背負うという信念で事にあたっていたという。吉田松陰も大獄の犠牲者と思われていたが,これは,長州藩が自ら幕府に差し出したのであり,ただ直弼のみが怨まれるのも納得が行かないとも思う。
    本書は昭和38年のNHK大河ドラマの第1弾らしい。
    全2巻。

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