嫌な女を語る素敵な言葉 (祥伝社文庫 い 16-1)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333706

感想・レビュー・書評

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  • 美人もブスも、一皮めくれば皆一緒。どろどろして怖い一面を持っている。あぁ、、、本当に嫌な女。どこかにいそうな、でもできれば関わり合いたくない女たち。

  • 長編だと思って読み始めたら短編集だった。

  • 岩井志麻子さんの現代物に初挑戦。
    わりと後味の悪い感じの短編集。
    ぼってえきょうてえとは全く異なっていた。
    長いお話も読んでみたいです。

  • 女性心理の暗部を鋭く描いた短編集。

  • どんなに表面が良くてすました女でも、ここの短編に書かれている女性の中の(嫌な女)に少しは当てはまるのではないでしょうか。女は素直に他人の幸福を喜べる生き物ではない。他人の不幸は蜜の味。外面良くても腹の中はぐちゃぐちゃのどろどろ。外面良くて何が悪い!腹の中真っ黒で何が悪い!日本の女やまとなでしこは腹の中に悪意を溜め込んでなんぼという開き直りのような短編たちです。読後感は・・完全に嫌な女になった気分。後味悪いです。けれども・・読んでしまう。志麻子ワールド。皮肉たっぷりのタイトルも素敵すぎ。

  • 嫌なタイプの女性大集合!でも…『うんうん!わかるわかる』とも思える1冊でした。

  • 女同士のいや~~な感じを煮詰めるとこんな感じでしょうか?
    壊れた人の描写が怖いもの見たさでするする読んじゃいました。

  • そこそこ美人だとか、あの子より美人だとか、ブスだとか、そんな話ばかりでした。

  • ギクッとする内容でした

  • 嫌な女というか、怖いというか、ずるいというか
    いるわぁ~んこんな女ぁーとか
    あれー?これあたしのことぉー?的な話の短編集。
    けれどホラー作家だけあって、きちんとオチ的なものがあり
    びっくりさせられたりする。

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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