待伏せ: 風烈廻り与力・青柳剣一郎 (祥伝社文庫 こ 17-13)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334222

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  • 堅物で通っている与力が、妾を殺してしまったことで、動転。冤罪の政吉が頼ってきた金貸しの後妻おつた。
    お蔦から冤罪を晴らしてほしいと頼まれる剣一郎。

    同時期には嫡男剣之介が思う相手志乃に縁談が起こる。
    ところが相手がわかるとどうしようもない男とわかり、剣之介は志乃と駆け落ちを企てる。

    金貸しの男が釣りをしていて助けた瀕死の男は、記憶を失っていた、が、その男は殺し屋となった新見紋三郎だった。

    今回は志乃の生まれと、およしの背景が明らかにされる。

  • 剣之介の恋路が実るのか?

  • 青柳親子の葛藤が明らかに

    ドロドロとしていたが、意外と物語が収束しました

  • シリーズ9作目。
    剣一郎のトラウマである、自分が兄を見殺しにしたのではないかという思いに向き合えた話。
    息子が駆け落ちしようとした相手の母親は、かつて兄の婚約者だった。

    この作家さんの作品は内容の充実した小説を読んだあとの気分転換にちょうどいい。しかし主人公にトラウマを抱え続けさせるのが好きなようです。毎巻必ずその心情が語られるシーンがあり正直「またかー」と呆れてしまうのが難点。

  • 4/17

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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