泳げ、唐獅子牡丹 (祥伝社文庫 き 17-1)

著者 : 菊池幸見

• 祥伝社 (2008年6月12日発売)

作品紹介・あらすじ

黒沢裕次郎、表の顔はバリバリの青年実業家、裏の顔はヤクザの組長にして、元・水泳の名選手。今も密かに"日本新記録"に挑戦中だ。そんな裕次郎が、ひょんなことから地元・盛岡のクラブ対抗水泳大会に出場することに。しかも敵のチームには長年の仇、熊坂組もからんでいて…。この喧嘩買った!背中の唐獅子牡丹に誓って、いざ、ここが男の見せどころ。

感想・レビュー・書評

[甘いパンよりしょっぱいパンさんの感想 · 2024年3月5日]

黒沢美咲
五歳の幼稚園児。

黒沢裕次郎
二十八歳。美咲の父。身長176センチ、体重70キロ。有限会社不来方レジャー産業の社長。ヤクザ。黒沢組直系不来方組初代組長。

黒沢恭子
美咲の母。三十歳。大学の助教授。

源さん
源太。総務部長。ヤクザ。

ヒロシ
やくざの見習い。

黒沢市太郎
上部組織の黒沢組総長。裕次郎の妻の祖父。

中村富夫
トミー。夕顔瀬スイミングクラブの専務。裕次郎とは小学校時代に好きになった女の子を取り合った仲。

マサコ
黒沢家の家政婦。夫はかつて黒沢組の幹部で、武闘派として知られた存在だった。

上野ツタ
裕次郎の祖母。黒沢市太郎とは長い付き合い。

道太郎
裕次郎の兄。三十一歳。独身。

文香
高級クラブ『花園』のママ。

前田正助
岩手県警のベテラン刑事。

トメ
年金キャバレー『枯野』の女将。

マツ
年金キャバレーの婆さん。

マツの嫁
マツに認められず、松屋を殺して自分も死のうとしていたが、裕次郎たちに説得される。

ショウタ
美咲のともだち。

神村
大学で自転車競技部に所属している。トライアスロンに挑戦するつもりでスイミングクラブに通っている。

加山
岩手県庁の医務局に勤める公務員で、かなりベテランのスイマー。

大島
中学の体育教師。中村の大学の後輩。

武藤
にこにこフィットネスクラブの支配人。三陸悠々連合の構成員。

平井健
裕次郎の一年先輩のライバル校のエースだった。

志摩子
裕次郎の母。

今岡義男
関西の武闘派集団熊坂組の最年少幹部で、北東北制覇の先兵として送り込まれた。

岩上
にこにこフィットネスクラブの第一泳者。大男。

山辺
にこにこフィットネスクラブの第二泳者。元夕顔瀬スイミングクラブ所属。

江口
にこにこフィットネスクラブの第三泳者。

[Stさんの感想 · 2010年9月5日]

発想と水泳シーンの描写が○！
しかしどうせならテロリストとも水泳で勝負して欲しかった。。

[windy-todayさんの感想 · 2010年3月23日]

　やくざの裕次郎は，今でも水泳で体を鍛えている元スイマー。ひょんなことから，地元のスイミングスクールの対抗水泳大会に出て戦うこととなる。ライバルの組も絡んできて・・・。
　まぁ，ライトノベル感覚で読んでいただく分には，気楽に楽しめる一冊。
　でも自分ととしては，同じくやくざがらみの世界のお話では，「任侠学園」の方がお勧めです。

[utah ( 旧 )さんの感想 · 2009年11月2日]

こゝろ優しきお父さんの家族愛のお話。
ぶっとんでる設定なんだけど、このお父さんの力はすごいなぁと思います。これくらいの父親になれたらすごいだろうなぁ…。

[nonさんの感想 · 2009年1月31日]

面白かった。ヤクザの裕次郎がとにかくカッコイイ。

[ひなおさんの感想 · 2009年1月8日]

09.01.08〜09.01.13 読了

[ぐんさんの感想 · 2008年9月25日]

7/16