冬の砦 (祥伝社文庫 か 21-2)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334826

感想・レビュー・書評

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  • 2021.9.19-445

  • 2009/3/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2023/3/16〜3/24

    14年ものの積読本。
    とある事情で警察をクビになった桜木は、友人の村主に救われて学校の用務員となった。ある朝、校内で全裸の女子高生の死体を発見する。生徒は、学校を運営する村主一族の佳奈だった。元警官の経歴を買われて調査に乗り出した桜木であったが、土地に絡む学園のスキャンダルや生徒たちが経験した過去の凄惨な事件など、複雑な事情が次々と明らかになる。果たして、何故少女は全裸で放置されなければならなかったのか。
    色々なストーリーが絡み合って重厚な作品世界を作り出している。名作。

著者プロフィール

1963年、横浜市出身。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。91年「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞。翌年『時よ夜の海に瞑れ』(祥伝社)で長篇デビュー。99年『幻の女』(角川書店)で第52回日本推理作家協会賞を受賞。主にハードボイルド、ミステリー、警察小説のジャンルで旺盛な執筆活動をおこない、その実力を高く評価される。

「2023年 『孤独なき地 K・S・P 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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