暗殺者の冬 (祥伝社文庫 さ 6-45)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334833

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  • 南米を舞台に国家的な謀略に巻き込まれる日本人夫妻を描いたサスペンス。
    『居眠り磐音』の佐伯泰英氏が今から30年以上前に書いた作品。
    磐音の暮らす、生き生きとした江戸の町の描写が別人のものかと思われるぐらいで、正直読みづらかったです。
    南米の空気感が希薄で、時に無駄に感傷的な表現に興を削がれます。
    4部作の3作目をいきなり読んでしまったようですが、残りの作品を読む気にはなれませんでした。

  • 南米が舞台。
    背景にはアメリカとキューバの確執が見え隠れする。

    人が死にすぎるので、ちょっと抵抗ありつつ。
    ただ内容としてはおもしろく。

    これが完全なフィクションなのか実際に起こったことを織り交ぜながらなのかわからんくらい、この辺りの歴史全く知らん。
    そんな意味で新鮮でした。

  • 「暗殺の冬カリブへ走れ」を改題

  • ハードボイルドを意識し過ぎた文体?シリーズものと知らず読んでしまった。前作のストーリーもちらちら見え、1作目から読めば良かったかな。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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