- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396335304
感想・レビュー・書評
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色々やってたら読むのに時間かかってしまい、あんまり集中できなかったのが悔しい、、、
環境と状況で読書できるか考えなきゃ。
風魔最終巻は面白かった。最後のほうはうるっときちゃった。
やっぱり小太郎のキャラクターが好きすぎるなー、もっと小太郎シーン欲しかった!!
全部が史実ではないだろうけど歴史の勉強にもなったし風魔衆かっこよかった。
引き続きこれからも忍者物読むであろうことは確実。楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小太郎強し。
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人外の化生と評された風魔小太郎が爽やかに描かれ、ストーリー的にも大変面白い作品だった。
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遂に宮本昌孝さんの風魔(上・中・下)を読了。
最初から最後まで主人公である風魔小太郎は涼やかな風の様な男で楽しめました。
漫画では花の慶次、小説では一夢庵風流記になるのか、慶次と小太郎は似た所も多いなと感じながら、やはりこの様な男は好きだ。
小太郎を取り巻く対手方や味方達も一癖あって凄く楽しかった。
山田長政との匂わせもいい感じの終わり方で良かった。
しばらく経ってから風魔外伝を読もうと思う。
2022/10 -
風魔外伝を読んで、再読。
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笹箒を拉致され、その奪還を目指して柳生一統を箱根の山に迎え撃ち、壊滅的な打撃を与える風魔。その激しい攻防は迫力満点。小太郎に借りのある面々に助けられ、古河公方から徳川家への公方家禅譲の儀式の中、家康の計らいにより小太郎と徳川幕府との争いに最終的な終止符が打たれ、一件落着。シャムへ旅立つラストも、爽やか。
小太郎の肉体を武器とした超人的な強さもさることながら、その自由奔放、素直な性格が強く印象に残った作品だった。 -
宮本昌孝著「風魔(下)」を読み終わりました。
徳川と豊臣の戦いに巻き込まれた風魔小太郎がこの最終巻では、徳川の守護神、柳生又衛門宗矩との死闘を演じます。
歴史の狭間で繰り広げられる影の戦いが激しく描かれている中で、この作品のメッセージも強く伝わってきました。
権力の象徴である徳川をあくまでも信じて戦い続けることによって、己の生き方を貫き通す柳生又衛門の人生も、一人の男の生き方としては、魅力を感じました。
しかし、その一方で何ものにもとらわらず、自分の仲間と愛する人のために最後まで自由を求めて戦い抜く小太郎の生き方は、柳生又衛門のそれと対照的に表現され、憧れを感じてしまいます。
このさわやかな主人公の結末も戦いの果てにとても夢のある終わりを迎え、読んだ後、とても気持ちがよかったです。
こういう作品に出会えたことで、幸せを感じました。 -
最後まで読了。結果、これはかなり面白かった。完全に想像上の歴史物語でも、面白いものは面白いし(北方水滸伝とか)、比較的史実に忠実に論じられているものでも、面白いものはある。逆もまたしかりだけど。この風魔に関しては、その辺りのバランスが秀逸で、歴史の表舞台の描写も痒いところに手が届く感じだったから、自分的にはそういう点も好印象でした。