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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
1話完結の短編集かと思いきや、微妙に連作短編になっているんですね。
順序よく読み進めるべきでした・・・。
森見ワールド炸裂の『走れメロス』は秀逸でした。
芽野の「俺の~を御覧じろ!」という台詞がお気に入りです。
森見作品は「夜は短し〜」「四畳半〜」に続いて読むのは3作目。
それぞれ別の話でありながら、繋がりもあるようなないような…同じ部や同じ人が出て来て一貫しているようなしていないような…そんな不可思議な話と純文学が結び付いて、森見ワールド炸裂で面白かった。
恥ずかしながら元になった作品をしっかりと読んだことがない。これを機に読んでみたいと思った。
名作を現代に置き換えた短編集。森見節が炸裂。タイトルだけ知っているもの、昔授業で読んだが忘れてしまったもの、それぞれ原作を読み返したくなった。
まさに森見ワールド全開であった。まず過去の文学をオマージュするというコンセプトからして大胆だが、なにより凄いと思ったのが著者独特の世界観が少しも曲げられていないと感じたところである。
今まであまり興味を持てずにいた古典文学にも触れてみようと思えた。
大学生ってこんなんだよね。
って懐かしく思う一冊。
今だから思う、面白おかしかった
青春時代を彷彿させる一冊
やっぱりタイトルにもなってる『走れメロス』が好き。
なんたってこのメロス…っつーか芽野が(実際は居ない)姉の結婚式に出るから親友の芹名を置いていく!って駆け出したもののハナっから約束を守る気がないっつーね。
森見さん好きだわ~…で『山月記』『藪の中』『桜の森の満開の下』『百物語』の短編がちょっとずつ連係?してたり『夜は短し~』の要素までちょっと入ってきたし。面白かった!!
「走れメロス」は森見ワールド全開っっっ!!
「桜の森の満開の下」は逆にひっそり。静かにゾクっとする。
「藪の中」も、この人の手にかかると
こんな風にアレンジされちゃうのね~
とてもお得感のある一冊です♪
過去の名作を森見風にアレンジしたこの短編集
「走れメロス」はいつもの森見登美彦って感じで馬鹿馬鹿しくアレンジされてて笑っちゃいましたが
「藪の中」では登場人物全員が一つの事実を多視点で語る話なのですが、最後に出てくる映画監督の男の話で切なくなりつつ、人を好きになるってなんか不思議だなと感じました。
「桜の森の満開の下」、「百物語」は森見さんの「きつねのはなし」を彷彿させるような怪談話風にアレンジされててこちらも読みごたえありました。
森見登美彦ファンなら読んでみて損はないでしょう!!
う〜ん…チョット森見ワールドに食傷気味か!
原作がどんな感じに違う料理になって出て来るのか、楽しみだったのにあれれ?
京都以外の作品を読んでみたい!
『走れメロス』がいつもの森見登美彦の作品のように、めちゃめちゃでお馬鹿な話で面白かったです。
原作とは違い、このおはなしの主人公である芽野は約束を守りません。約束を守らないという信念をもって友情を貫くという、なんともおかしな話でした。
他の4作品はシュールな設定があったりしながらも、哀愁の漂う話でした。
『桜の森の満開の下』は、生活は華やかになっていくのに何かを失っていくような感覚を覚える、主人公の虚しいような寂しいような様子を書いた話しでした。
国語の教科書で『山月記』と『走れメロス』ぐらいしか読んだことが無いですが、なかなか楽しめました。
「走れメロス」がおもしろかった。現代版というより森見版。恥ずかしながら原作を読んだことがない作品もあったので、どこからが著者独自の表現か判り兼ねる部分があったが、純粋におもしろかったので、原作と云々と語る必要もないであろう。「あとがき」にあった「名作は我々の妄想を誘発し、「俺に挑んでみろ」と我々に迫るものである。」という著者の言葉が印象的だった。是非とも他の名作にも挑んでいただきたい。
現代語訳版である。非常にわかりやすくかつ新しい世界観を纏っている。これぞカバーと言わしめる作品集である。特に「山月記」「藪の中」は素晴らしい。いかに過去の文豪たちの作品が日常に隣接していたのかがわかる。
日本の名作文学を森見ワールド全開で新釈されています。
「走れメロス」「藪の中」「山月記」「桜の森の満開の下」「百物語」の5作品から構成されているのですが、
私はその時自分が置かれている状況や精神状態、考え方によって、読むたびに好きな話が変わっていきました。
それだけバラエティに富んでいて、楽しませてくれる一冊です。
作者の新たな解釈でもって描かれた名作集。
「走れメロス」のほかに「山月記」、「藪の中」、「桜の森の満開の下」、「百物語」が集録されています。
京都を舞台に悩める大学生たちが物語を構築していきます。
名作の新釈というとどうしても見劣りするかなぁと思っていたのですが、そんなことは全くない。骨組みは元の物語が残っているもののストーリーは作者の完全オリジナルでした。
読後は比較のためにも原作を読みたくなってしまいました笑。
1つ気になった点は舞台が常に京都市内で繰り広げられていたこと。
私は関西に住んでいるので大体の地名は分かるし、「あぁ、あそこのことか!」といった事を頭で描くのも簡単なのですが、京都を知らない人にはすこし読みづらいのかな?と思ってしまったりします。
「桜の森の満開の下」が普段の作風と異なり、人生の深淵を覗き込むような静かな恐さが素晴らしい。まあ表題作品はいつものおバカな話しだが間違った方向の友情を恥ずかしげも無く晒している点が素晴らしい。
「走れメロス」、「山月記」以外はよく知らない話だったがおもしろく読めた。
主人公は話ごとに変わるけれども、違う話に登場したりもして、なんとなく愛着もわく。
自分も大学時代芽野のように惰眠を貪っていた。
昼過ぎ二時に起床し、韓流ドラマを見て深夜二時まで制作して、コンビニ弁当を食べながらビールを飲んで寝た。・・・のを思い出させる秀逸なる一品!

李陵の話が好きです。中島敦の元の方も好きです。





