獺祭 軍鶏侍 (祥伝社文庫)

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著者 : 野口卓
  • 祥伝社 (2011年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337186

獺祭 軍鶏侍 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 剣客時代短編小説。主人公は軍鶏の強さと美しさに魅せられた道場主。人生訓が詰まった作品。 剣の道だけでなく人の道をそれとなく教えてくれる仄かにアタタカミを感じる事ができる作品。シリーズのようなので第一作目も読んでみたい。

  • 「軍鶏侍」では、藩主の側室で長男「一亀」はサラッと数行しかでてこないが、4作目の番外編となる「遊び奉行」の主人公。「軍鶏侍」ででてくる地名の「うそヶ淵」が続編の「獺祭」と繋がる。デビュー作で既に連作、番外まで構成して描いている。・・。
    「強い軍鶏は美しい。美しい軍鶏は強い。」と繰り返し出てくる言葉は生き方の表現か。
    また、葉室麟やこの野口卓のように物語の中で季節や土地の豊さを瞼に浮かぶように描ける作家はすばらしい。
    「広大な水田の稲が風に揺れ、まるで海原の波のように感じられた。稲の葉の表面は光沢のある濃い緑をしているが、葉裏はいくぶん白く、そしてすこし青味がかっている。風の動きによって緑の葉表と青白い葉裏が交互にそれを見せ、揺れが滑らかに移動するので、まるで堤防に向けて波が次々と際限もなく打ち寄せて来るように錯覚してしまう。なおも見続けると、船に乗った自分が、海原を突き進んで行くような気になる。」

  • 面白さ前作より加速!
    自らが編み出した秘剣「蹴殺し」を断腸の思いで弟子の前で繰り出し、
    「秘剣唾棄すべき」
    と言い放つ軍鶏侍、岩倉源太夫。
    再度、泣ける。

  • 軍鶏侍シリーズ第2弾。
    軍鶏好きの剣豪・岩倉源太夫が人品・剣の腕前ともに完璧すぎて、なんか物足りない。
    下僕・権助の人物像の方ががいろいろと奥が深そうで、面白そう

  • L 軍鶏侍2

    蹴殺しを弟子2人に見せる源太夫。
    弟子2人は蹴殺しを見ようと練習に励む。
    正造の絵の才能が認められ江戸へ。
    秋山精十郎を父とする娘が江戸から源太夫の元へ。
    安定した道場師となって弟子の成長を見守る源太夫。の、暮らしぶり。

  • 軍鶏侍シリーズ2作目。
    シリーズ化という事で「秘剣蹴殺し」をメインに据えたヒリヒリする作品は少し抑え目に園瀬藩の日常に目を据えた感じ。
    新たなレギュラーとなるキャラクターも増えて今後が楽しみ。
    表題作「獺祭」よりも秋山清十郎との過去が語られ、恐らく今後も遺恨を残すであろう「青田風」が良かったな。

  • 剣の達人岩倉源太夫のシリーズ2作目。
    主人公の造形がますますくっきりしてきた。
    存在感のある物知りの下男。
    門下の若者への指導、軍鶏好きの商人との交流など、楽しんで読める。
    人生訓がちりばめられている。

  • 主人公像がいまひとつ浮かばないが

  • 1作目に続き、
    何処かで読んだ事があるかも?と思わせる内容。
    ただ、源太夫の人柄、考え方(心の持ち様)が良く出た内容で満足。

  • 評判が良いので読みましたが・・・。

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獺祭 軍鶏侍 (祥伝社文庫)の作品紹介

逆恨みから闇討ちを受け、果たし合いまで申し込まれた岩倉源太夫。秘剣・蹴殺しで敵を倒し、その技を弟子たちに見せたのだが…。その教えぶりを碁敵の和尚は、獺祭のようだと評した(「獺祭」より)。緑美しき南国・園瀬を舞台に、軍鶏侍・源太夫が、侍として峻烈に生き、剣の師として弟子たちの成長に悩み、温かく見守る姿を描いた傑作時代小説。待望の第二弾。

獺祭 軍鶏侍 (祥伝社文庫)のKindle版

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