犯行現場 警視庁特命遊撃班 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337346

作品紹介・あらすじ

辛口で知られるテレビの人気コメンテーター滝沢修也が、六本木のマンションで撲殺された。現場は元AV女優の住居。有力な手掛かりもなく迷宮入りの気配の中で、警視庁特命遊撃班の風見竜次警部補らは出動命令を受ける。やがて被害者と面識のあった元キャリア官僚の失踪を知るのだが、風見の背後に不気味な尾行者が!刑事の執念と犯人の思惑が交差する白熱の第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁特命遊撃班シリーズの6作目。

    【特命遊撃班】
    ・異端のはみ出し者5人(成島、岩尾、風見、佐竹、八神)で構成
    ・非公式の側面支援チーム。
    ・難事件を10件以上解決してきた優秀なチーム。
    ・捜査本部からは疎まれることも・・・
    ・主人公の風見は、冗談めかして相棒の八神を口説くのがお約束(様式美)

    【ストーリー】
    ・気骨ある人気キャスター滝沢の殺害事件
    ・滝沢と意気投合していたキャリア(官僚)の失踪
    ・仲間(佐竹)の拉致事件
    ・キャリア(官僚)や政治家、マスコミ王国の総帥、AV女優、ヤクザなどが次々と捜査線上に上がるが・・・

    【印象に残った言葉】
    ・真の好漢は、善人や正義の使者に見られることを極端に嫌うものだ。照れ隠しに、悪人ぶりたがる。
    ・おれは反則技を使ってでも、早く事件を片付けた方がいいと思ってるんだ。国民の税金を無駄に遣うのは気が引けるからな。

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著者プロフィール

1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て20代半ばに作家デビュー。青春ハードボイルド小説などを執筆し人気を博す。82年の『獣たちの謝肉祭』(『裁き屋』と改題)以降、ピカレスク・ハードボイルドやサスペンス・アクションに精力的に取り組む。ベストセラーとなった「毒蜜」シリーズなど、全著作累計は2300万部を突破して久しい。

「2023年 『助っ人刑事 非情捜査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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