飛翔 軍鶏侍 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337698

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目にして最高傑作ではないか。シリーズでありながら、連作集でありながら、1冊としての構成が素晴らしい。
    道場での日常を描いたかのような1作目「名札」そして軍鶏侍の軍鶏侍所以たる若軍鶏の成長と老軍鶏の戦おうとする心意気を描いた「咬ませ」そして若軍鶏こと大村圭次郎の成長と飛翔を描いた「巣立ち」
    前二話が巧みに「巣立ち」の伏線になっている。
    この作品をもって野口卓さんご本人が大きく進化したと思わせる。

  • やっぱりキャラがいまいち

著者プロフィール

1944年、徳島市生まれ。さまざまな職業を経験し、ラジオ・ドラマ脚本・戯曲を執筆。1993年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。日本脚本家連盟会員、日本放送作家協会員。2011年、『軍鶏侍』で時代小説デビュー。同作で歴史時代作家クラブ新人賞を受賞、同シリーズにより多くの時代小説ファンを獲得。ほかシリーズに「ご隠居さん」「手蹟指南所『薫風堂』」「新・軍鶏侍」「よろず相談屋繁盛記」「めおと相談屋繁盛記」など、単著に『からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け』など著書多数。演劇にも造詣が深く、小説、戯曲、芸能、映画、音楽、絵画の多ジャンルでのシェイクスピア派生作品を紹介した著作『シェイクスピアの魔力』がある。

「2022年 『逆転 シェイクスピア四大悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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