新・傭兵代理店 復活の進撃 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396338664

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    近年はウクライナ戦争もあり、日本は周囲を中国、北朝鮮、ロシアに囲まれていることからようやく危機感を高めて、軍事力の強化を始めたが、国際的には時すでに遅し感が否めない。

    今回の小説を読んで日本の自己防衛能力の低さや諜報・情報収集能力への意識の低さ、外部に頼る姿勢に空いた口が塞がらなかった。もちろんフィクションであるが、物語はよく調べられ、世界情勢などもリアリティを持って語られている。

    外国が日本でテロ活動や攻め入ってこないことを願うばかりである。それにしても日本人でこんなに歴戦の傭兵がいるものなの?と正直疑問だった。ランボーみたい。

    あらすじ
    傭兵代理店の新シリーズ。日本政府に非公式ながらも各国で起きる問題に対処するため、重宝されていた傭兵代理店は、前シリーズで解体となっていたが、今シリーズで復活を遂げる。

    戦闘だけでなく、諜報や情報収集に長けたメンバーが集う傭兵代理店。そのリーダーである藤堂浩司に、日本政府から依頼が舞い込む。アルジェリアで拘束された諜報部員を救出してほしいというものだ。

    フランスが自国の原発の燃料を安定的に確保するため、産地であるマリに侵攻し、武装勢力を一層しようとしていた。そこに地対空ミサイルを運ぶための弾除けとして人質に取られた。マリに到着する前に藤堂たちは人質を無事に救助できるのか?

  • 舞台はアフリカ大陸 砂漠

  • 04月-06。3.0点。
    傭兵代理店、新シリーズ。前シリーズで下北沢の代理店が無くなり、浩志と美香も大佐の元で休養していた。

    アルジェリアで日本人他各国の警察官たちが、一斉に拉致される。政府から要請を受けた浩志たち。。

    復活するまでにそこそこのページを使ったためか、本筋の物語は結構サラリ。

  • 『新・傭兵代理店 復活の進撃』/渡辺裕之

    著者の代表作。

    各国の傭兵達の窓口となり陰でサポートする傭兵代理店。日本では非公式に特殊部隊を派遣する機関として政府にも重用されたが、国際犯罪組織の陰謀で潰された。

    そんな中、アルジェリアの事件を調査していた日本人が誘拐されてしまう。日本に動かせる部隊はない。途方に暮れる日本政府の目の前に、最強の男が帰ってきた。
    主人公の藤堂浩志率いる、最強の傭兵チームである、”リベンジャーズ”が再始動する。第二幕、ここに開幕。

  • 国際政治

  • 久しぶりの作品ですね。
    期待大で読んでたのですが・・・
    ・・・( ̄  ̄;) うーん
    なんだろうなぁ。。。
    こう、読んでいてワクワク
    ドキドキ感がなかったんですよねぇ
    (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
    次回作がどうなるかに期待しつつ
    星4つで。。。

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著者プロフィール

渡辺裕之
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー。同作が人気シリーズとなり、以後アクション小説界の旗手として活躍している。その他のシリーズに「新・傭兵代理店」「傭兵代理店・改」「暗殺者メギド」「シックスコイン」「冷たい狂犬」などがある。

「2023年 『陽炎の闇 オッドアイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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