編集ガール! (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 349
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341411

感想・レビュー・書評

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  • 経理部の人間が

    突然 編集長に。

    現実には あり得ないから

    小説は 面白いです。

    この設定 最高ですね。

    今回のキーポイントは

    ずばり 「素人のくせに」です。

    頻繁に出てくる言葉。

    社長も言うんですが

    だれでも 最初は 素人。

    この社長さんが 良い感じ出しているんです。

    何とか

    雑誌は 発刊します。

    続編期待したいですが。

    無いですよね。

  • 読みやすくて、読後は爽やかに元気が出ます。
    ちょっと軽めなので、「まぁこんなに上手くはいかないけどねー」とツッコミも入れつつですが。

  • いや実際無理がないかなーと思いながら読んだ。主人公の頑張りがもう少し読みたかったな。なんか途中はしょられた気分…

  • 編集大変やけど楽しそうって思った。
    けど、どうしても学のことは好きになれやん。

  • 軽い読み心地。自分がやらないとどうしよもない

  • うーん。。中盤までの主人公の仕事に対する取り組み姿勢がどうにも納得できず。。
    彼氏が全て!って感じで頼りきっておいて、手取り足取りお膳立てしてもらっておいて、何か違うはないやろうと。
    だから読んでていらいらしました。すみません。
    最後まで読んだけど、最後も何だか無理矢理ハッピーエンドにまとめた感じで読後感ももやもや。。
    この作者さんの作品で初めて読んだ分だけに、残念でした。

  • 新雑誌創刊お仕事小説。一定の需要が見込めるのか、ありがちストーリー。まぁ、びっくりするくらい登場人物達に最後まで魅力がなく、引き付けられるものも無かった。特に主人公恋人学。最後久美子は学とできちゃった婚しますが、本当にいいの?子供ができたからそれ以外考えてないみたいだけど、年下の彼女が自分の上司になって、自分の言う事聞かないのが面白く無いから拗ねて、仕事以外では無視してるような男だよ?一番助けて欲しいときに支えにならなかったのに、長い人生大丈夫か?

  • 出版社で経理畑一筋だった久美子が、なんとなくで作った企画書を社長に気に入られ、新雑誌の編集長に就任させられて四苦八苦…というストーリー。
    さすがにないだろう、という設定だけど、仕事小説として前向きな感じが気持ちいい。最初は「無理です、嫌です」と泣いていたのが、がむしゃらに取り組むうちに止められなくなっていく感じ、ちょっと分かる。
    あと年上の彼氏・学が、新雑誌編集部で部下になったら色々ともめて…って流れは、さもありなん。そりゃ年下の彼女が、しかもその仕事の素人が上司になったら、面白くはないわな。
    でもその上で、ラスト久美子の妊娠が発覚して、学が仕事を辞めて専業主夫になるという選択が出来るところ、カッコイイわ。

  • びっくりするほど「辞めない理由」に似てた。こっちのほうが、主人公が若いぶんだけ、マンガちっく

  • プレジデントウーマンの誌面で出会いました。これから就活時期を迎え、様々な職種を知ろうと思い、勉強と娯楽半々感覚で借りました。最近、「◯◯ガール」といったタイトルが流行り(「書店ガール」「校閲ガール」などなど)のようで、誌面上で”編集のお仕事の人向け”と記載があったので、手にとってみることに。

    で、実際手にとってみて気づいたのはあの「リカ」シリーズの五十嵐貴久さんの作品であるということ!いやー、これには驚きました。「リカ」シリーズ、(リターンもリバースも)全て読破したばかりだったので、五十嵐さんの文体などはよく知っているつもりでしたが、全くジャンルの違う作品まで書いていたとは…リカシリーズはホラーミステリーということでシリアスで緊迫感がある感じでしたが、こちらはなんともライトな感じで、本があまり好きでない人でもサラっと読めてしまうような、そんな軽さがありました。(後から調べたら、五十嵐さんは「リカ」でホラーサスペンス大賞を受賞されていますが、ホラーを書きたかったわけではないと語っていたそうです…)

    「絶対にありえないだろう!」と思えるシチュエーションもここまでライトに書かれているから納得できる。またセリフも多めなので、ページの進みも早い!!そして適当なタイミングで事件が起きるので、読んでいて退屈に感じる場面がないのも、五十嵐さんの文章・構成力なのだなと思いました。

    雑誌の編集のお仕事を知りたいと思う人にはいいかなと思いました。主人公の久美子と一緒に編集の仕事を学んでいけるっていうのが分かりやすいです。また、ただ編集について描かれているだけではなく、恋の行方なんかにも触れられているので本好きな方でなくても読みやすいです。仕事も恋も欲張りな女の子を描きたかったのだろうとは思いましたが、本好きな私にとっては、少し恋愛面が強すぎてしまった(THE日本の番人受けを狙いましたな恋愛シーンの登場の仕方など)ところが残念に感じました。

    移動中の電車の中や、半身浴の時間でしか本を開けない私でも、2日ほどで読めたので、とっても読みやすいお話だと思います。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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