汚れちまった道(下) (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 89
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341534

感想・レビュー・書評

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  • 所持/はじめての浅見光彦シリーズ、浅見が頼もしくてすっかり頼りきり。いくつもの事件、何人もの人物と絡み合って、じわじわとでも確実に真実に近づいていく愉しさがありました。原さんとのその後が気になるなー。後日談みたいなものはないのかな。
    山口のたくさんの地名、地域を地図で確認しながら旅ができました。

  • 上巻はいつも通りの展開だったけど、下巻の特に後半は、怒涛のようなスピード感で物語が進み、一気にいくつもの謎が明らかになる。現実離れしてるところも多々あるけど、エンターテインメントとして読めば楽しめる。

  • なんだか浅見光彦らしくない、というか。
    登場人物も、事件もこみ入ってて分かりにくかった。そのくせ、あんまり謎解きもなく。
    うん。物足りなかった。

  • 敏腕記者奥田伸二が極秘に追っていた大きなヤマとは何か?新たな殺人が起こる中、親友・松田将明と共に調査を続ける浅見光彦は山口の闇に翻弄されていた。松田が巻き込まれた元美祢市議刺殺事件と奥田の失綜が奇妙な関わりを持ち始めたとき、恐るべき謀略の構図が浮上。姿の見えない敵の影が浅見に迫る!シリーズ史上、類を見ない難事件の真相とは?

  • 事故死として片付けられていた過去の事件まで、予定通りに解決されるが、浅見ものには珍しく、警察とガッチリタッグを組んでの捕物帳となりました。

    上巻の帯にあった、ワケワカメの「世界初で唯一」のミステリーだとか、山口を舞台に同時進行の「萩殺人事件」(光文社文庫!)の宣伝文句の意味は「解説」にて解説され、「浅見光彦倶楽部」が推奨する読み方なるものも紹介されていたが、はー、、、それで?の感。

    (2015/12/13)

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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