笑う奴ほどよく盗む 占い同心・鬼堂民斎 (祥伝社文庫)

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  • 祥伝社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341800

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーあり、戦いあり、恋模様もありの娯楽時代小説。
    主人公が易者ということで、様々な人の悩みや人生に触れることもできる。ふとした一行が、自分の人生にも重なっていて、人生そういうこともあるよなぁと。

  • 亀吉姐さんとの関係はなかなか進展しませんね。

  • ある程度、江戸時代のメジャーな人が出て来るので、その先が読めそうで読めないユルさが好き嫌いを分けるかもしれないお話。

    我が家的には、気軽に読めるし、読んだら忘れちゃうくらいのお話なので、時間潰しにちょうど良いんだけどね(笑)

    ただ、地震ネタが今後大きく関わってきそうで、今回は大津波の予想も出てきました。
    東日本大震災後に書かれているお話だから、その点を上手に運んでくれればいいけど…。

    作者さんは福島生まれの人だし、地震をネタにちゃかしたお話を書くことはないと思うけれどね。

  • 小説NON2015年4月号〜12月号掲載の6篇に書下ろし1篇を加えた7篇の連作短編を2016年2月に刊行。シリーズ4作め。大きな謎にかかわる話がちらちらっとでるものの、進展は少なく、小ぶりな事件ネタだけで終わってしまった。広げた風呂敷は上手く畳めるのか。次巻が楽しみです。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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