限界捜査 (祥伝社文庫)

著者 :
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341855

感想・レビュー・書評

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  • 女子の行方不明から物語が始まる
    そして犯人からの電話
    たんたんと事件の経過が流れていた感じです
    それと並行して女子高生視点の物語も流れ出し
    ・・・単純ではない事件でした

  • ストーリもプロットも面白いのだが、展開方法と背景説明、人物造形・描写があまり上手くないので、すごく読むのに疲れる。折角のストーリが台無し。個人的にあまり好きな小説ではない。

  • 郊外の団地で女児が失踪、遺体で発見される。女児の母親の死、幼女に興味を持つ怪しげなグループの存在…。鍵を握るのは、同じ団地に住む母親とその愛人と一緒に住む女子高生早希。所轄の疋田班は少しずつ真実に近づいていく…。

  • 東京・赤羽の巨大団地に住む幼女が誘拐された。
    警察は、懸命な捜査を進めるが、一向に消息が掴めない。
    そして、誘拐犯からの電話があり、やがて幼女は遺体となって発見された。

    一体、誰がなぜ?

    そして、幼女の母親の自殺が、事件の謎を更に深める。
    二つの別々のストーリーが一点に結ばれる時、深い謎であった真実が明らかになる。

    やや難解なところや冗長なところが、少々見られました。
    もう少し、刈り込んでも良いかも...

  • 東京・赤羽の巨大団地葵ヶ丘に住む北原美紗子の娘・奈月が失踪した。赤羽中央署生活安全課の疋田務は部下の小宮真子らとともに懸命な捜査を続けるが、一向に消息は掴めなかった。奈月はいったいどこへ。やがて誘拐犯を名乗る人物から身代金要求の電話がかかったとき、事件は予想もしない方向に暴走を始めたー正統派、かつ、斬新。

  • うーん、後味の悪い事件だった。実の母親に売られる幼女に群がる幼児性愛者。吐き気がする。
    浅賀が早希を守ったのは救いだったかな。疋田と小宮の今後や、慎二との関係も気になる。シリーズものなので、引き続き読んでいこうっと。

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著者プロフィール

1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。‘94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、’10年には「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。緻密な取材が生む警察小説やサスペンス小説で多くのファンを魅了する。本書は朝鮮戦争で計画された原爆投下の機密作戦を巡る謀略を描く渾身の作。著書に『限界捜査』『ソウル行最終便』『彷徨捜査』『伏流捜査』(祥伝社文庫)『撃てない警官』『夜の署長』等。

「2023年 『ブラックバード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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