パレートの誤算 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396343002

感想・レビュー・書評

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  • テーマ的にはおもしろかったものの、
    後半になるにつれ、ツッコミどころが多い感じ
    なぜさとみは山川への信頼があれほど深いのか??もはや不倫相手だったのかと思った
    逆に小野寺に対して瞬時に疑い始めるのはなんなのか、山川を疑ったのは誤ったものの、小野寺への疑いを謝る場面もなかったの可哀想すぎる
    どう考えても山川のファイルについて美央にも話してたけど??なミスリードな感じ
    若林の常人を逸した礼儀のなさと口の軽さ
    説明の部分が長すぎるし、さとみに関しては全てワンテンポ遅れるか見当違いのことしか考えない。そしてそんなさとみを評価するくさい刑事の代表例な感じの若林

    生活保護問題の勉強にはなったけど、最後はツッコミと不可解しかなかった 

  • どうにものめり込めず、半分くらいで読むのを断念。
    この作者の作品は前に読んだものが面白かったので、そのうち引きずり込まれるだろうと願って我慢して読んでいたが、半分で諦めた。ストーリーどうこうではなく、物語のテンポが冗長で、文体も凡庸。
    そう、凡庸という表現がピッタリで、アマゾンのレビュー評価が高いのが実に不思議だ。

  • まず、文章があまり好きではなく、違和感を覚えながら読み進めた(地の文で説明が多い?)。

    内容についても、もう少し生活保護の闇に深い部分がなかったのか?あまり目新しいネタもなければ、困窮した状況に関する細かい描写もなかったように思う。

    宮部みゆきの「火車」のようなものを思い描いていたので、主人公が事件の当事者として巻き込まれるシーンを見て、チープさを感じてしまった。

    期待していたものとは違ったので、星1つ。

著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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