夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
4.20
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本棚登録 : 806
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396343378

感想・レビュー・書評

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  • 「八咫烏」と異名をとり、江戸一番の火消し加賀鳶を率いる大音勘九郎を非道な罠が襲う。身内を掠い、出動を妨害、被害の拡大を狙う何者かに標的にされたのだ。

  • 事件解決の流れも気になるが、各キャラクターたちのやりとりが好きだ。新之助の剣さばきも中々に見どころである。少しずつ世界観も広がりを見せており、次巻も期待。

  • あー、今回もやっぱり面白かった。

  • 24/2/12〜2/18

  • 羽州ぼろ鳶組シリーズ第二弾。
    ほんとに面白い!
    このシリーズまだ2冊目ですが登場人物が皆々魅力的でグイグイ引き込まれます。
    ライバルや敵対していた人物も主人公の火事から命を守るという熱さに惹かれ最後は一つに纏まっていく。
    田沼意次や長谷川平蔵なんかも登場するがなんと言っても魅力的なのは奥方の深雪さんです!

  • 『火喰鳥』に続き、今村作品二作目。ぼろ鳶シリーズ第二弾。いや〜面白かった!!他の火消たちが出ていかない中、源吾を始め"ぼろ鳶組"の面々が颯爽と…まではいかないが、ボロボロになりながらも江戸の町を縦横無尽に走り回る様は熱く、そしてカッコイイ!熱い場面が本当に多く、特に印象深いのは…新之助の抜刀シーンですかね。普段は飄々としている彼ですが、刀を手にしたときの凛々しさったらないです

  • なんとも不思議な本、スピード感があって、心震わすシーンもあれば、長々と面倒な心理説明にページを割いたり。劇画的な時代小説と感じました。江戸の火消しの心意気がわかりました。

  • 2023.09.30

  • ぼろ鳶シリーズ二作目。
    今回は、火消しならではの罠を仕掛けられますが、それに敢然と立ち向かうぼろ鳶組。
    クスッと笑ったり、熱い行動に感動したりと、とても楽しめました。

    ぼろ鳶シリーズは、なんと言っても登場人物が魅力的です。
    江戸ならではの粋な人たちが登場します。

    クライマックスでは、ど迫力のシーンがありますが、映画化されたら見応え抜群だと思います。

  • 2023.9.10読了

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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