- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396410773
感想・レビュー・書評
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楽しい
手紙出したい
穂村弘の筆がのって「ひとは未知の自分をみつけてくれるひとを愛するからだ。」ってめちゃくちゃ良いこと書いた後にちょっと恥ずかしくなってる感じとか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おめめで楽しみました
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もっとBRUTUSとかみたいに手紙についてニュートラルに紹介してるのかなと思いきや筆者のエッセイみたいな書き方が多い。冒頭の手紙例での直筆が下手すぎて筆者にあまり好意を持てなかったため、けっこう読み飛ばしてしまった。紹介されてるもの自体は面白かったので星2。
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月光荘と鳩居堂に行きたくなった。
メモ
はる
今日は桜餅を買いました。早く本物の花も咲かないかなと思って。
春眠に溺れがちな今日この頃。
なつ
いよいよ半袖の季節です。
こちらでは、風鈴をそろそろ出したいところです。
あき
帰りの電車の窓から銀杏の黄色がまぶしく見えました。
ふゆ
明日は雪になるそうで身構えております
おでんの具についてあれこれ考察する日々です。 -
2020.06.14
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2008-00-00
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最後に手紙を書いたのは、いつだろう。
メールやSNSでも良いですが、ちょっとペンを握りましょう。
大事な想いや、お礼を手紙で伝えるそんな”女性”に私はなりたい。
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
穂村さんがすごくいいこと言ってる。レター教室のあとがきみたいなこと。
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Funchana
あれこれ選んでそして、ひとり綴った手紙は、宛てた誰かひとりに読んでもらうためにだけ存在する。差出人の手元にも残らない。手紙は、いさきまよくてはかない。だから、少し気をつけて書かないと。 -
タイトルに一目惚れしたのもあるけれど、手に取ってみて、本の質感が気に入ってしまった。紙が良いのである。本文の文字の色と、紙の白が美しい。手触りもいい。この本は、手紙と、それにまつわる上質な手廻り品・手紙を書くという行動の生み出してくれる空気。送る相手への心の遣りようへの愛着を語ったものである。
お手本としてのお堅い手紙の勧めではないのでマナーとしての整った本を探している方には、あまり参考にならない。でも、相手のイメージや自分のこころの状態に似合った美しい便箋を使うたのしさや、蒐集する楽しみを刺激する文具類への愛情とか、手紙を贈るという親密な行為の幸福感を思い起こさせる、写真と文章がつまったエッセイである。
書簡集なども紹介されているのだが、手紙というものにある空気感を思い出し、味わって、筆を取るには楽しい本なのだ。本と手紙、文房具、小さな文机、便箋、封筒。それらに心躍る人には読んで欲しい。愛らしい本だった。