重税国家日本の奈落: 金融ファシズムが国民を襲う

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396612535

感想・レビュー・書評

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  • 反省している。
    長年(10年以上)著者のことをイロモノ扱いして、疲れた時に著者の過激な表現で笑い癒されることを目的に読んで来たが、読み方を間違えたのでは?とはんせいしている。
    予想については当たり外れはあるのだが、予想の根拠となる考え方は当たっているのでは無いかと思い始めている。
    この本は10年も前に書かれた本で、本棚に積ん読していたもの捨てる前に軽く読んでみたところ、かなりの説得力が有ると思えたのだ。
    この本では当時の竹中平蔵氏のことをアメリカの手先だと過激に批判していた。
    現在(2015年)では自民党安倍晋三首相の元バリバリ働いていて、TPP達成を目標にしていることから全て符号が合うのである。
    今頃読んでも本当に勉強になった。
    読み方としては著者の言うことだけを鵜呑みにせず、反対意見の人の本も読み、総合的に自分自身で考え判断することが大切だと思う。
    それにしても著者の調査量と、通常なら知り得ない深い情報の質には驚かされる。
    決して著者の過激な表現にばかり捉われてはいけない。
    なお、巻末付録のお勧め海外ファンドは一般には購入出来ないものを読者が購入出来るように相談料で稼ぐためで、第二海援隊の浅井隆氏のビジネススタイルを真似ていると思うが、微笑ましい。

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著者プロフィール

副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。主著『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国 日本論』(PHP研究所)ほか著書多数。

「2023年 『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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