ダメな自分を救う本: 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396612658

感想・レビュー・書評

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  • ダメな自分を救うためのもっとも重要な秘訣は、「今、この瞬間に何ができるか?」を考え、それを行動に移すこと!
    心の中に体があり、心は身体よりもずっと大きい。心は皮膚を超えて、キミの身体を包み込むように拡がっている。

    この2つの素晴らしい言葉に出会うことができ、この本を読んで本当に良かったと思った。
    この言葉は、ずっと忘れず大切にしていきたい。

  • この手の本はもう買わない!と思いつつもつい手にとってしまった一冊。
    自己啓発本にありがちな「とにかく前向きに!自分を認めてあげよう!」みたいな、「そんなことできたらこんな本読んでないよ!!」と言ってしまいたくなるフレーズがなかったのは好印象。
    ワークを交えながら進めていける仕組みも、ああ、これならできるかもと思わせてくれていい感じ。
    ただし、これはある程度気力がどこかにある場合にはとてもいい本だけど、本当にどうしようもなくて藁にもすがる思いで手に取った人にはあまり効果はない気もする。

  • 違う職種の人だけど、心理学とかを学生時代勉強してたらしく勧められた本。
    社会人としてのスタートをきった今だからこそ、うまく生かしたいと思う。

  • おんなじ目線で、語るんではなく、しゃべってくれている感じがする。声がちゃんと聞こえてくる。ちゃんとヒントをイメージできる。

  • つまりは自分自身ととことん向かい合おうってことでしょうか。

    本文内の例えが分かりやすくて、なるほどって感じでした。
    あと、結構印象的なことというか心にピーンと来るものが多々ありました。
    私が「今」読むべき本だったのかもしれません。

    特に印象に残ったことを挙げると…

    【どんなに小さなことでも「できること」から始める】
    え?そんなこと?!って思いがちだけど、実際、モチベーションが瞬間的に上がって、「よっしゃ!」って勢いで出来そうもない目標立てたりして、結局3日坊主とか経験ありませんか?これは、なるほど、確かにって思いましたテヘッ
    どんな小さなことでもバカにしないでコツコツしていくことが意味あるってんですよ!
    「急がば回れ」ですね。

    【潜在意識はできるだけ現状を維持しようとする】
    【潜在意識を安心させてあげる】
    潜在意識って変化を嫌うらしいです!!これにはびっくりした!!

    【潜在意識には手足がない】
    これが1番スパークしました。たとえ話がすごく分かりやすかったんですよね。
    「潜在意識は、時間も空間も超えてキミに必要なものを知っていて、そこにキミを導く力を持っている」
    だから、それに導こうとするけれど、欠点があって「手足がない」ってんですよ!
    正しい方向に促して、自分が決断するまでに必要なものを引き寄せてくれうけど、そこから先は自分自身に委ねられているってこと。実際に行動に移すのはどこまでいっても「自分」なんです。


    あとは、だいたいどこかで聞いたことあるような内容でしたが、分かりやすく語られていて再確認という感じでした。
    あと、すぐにでも実践できそうなテクニックがたくさん載ってましたね。

    対人関係についても書いてあったのですが、自分に潜在意識があるように相手にも潜在意識があるってこと!
    自分も含めて、こういう系の本を読む人ってぶっちゃけ自分のことでいっぱいいっぱいで、このことを見落としがちじゃないですか?
    私は「はっ!」としました。orz
    その辺も詳しく書かれていたので、気になる人は読んでみたらいいと思います。


    結局、この本のタイトルの通り「劇的」に変わるかどうかは本人次第ってことでしょうかね。

  • ダメな自分を好きになるためのアドバイス

    ・ダメだと思えた時点で本当はダメじゃない
    ・否定形は使わない。(「緊張しない」ではなく「リラックスする」)
    ・「自分を好きになろう」ではなく「好きな自分になろう」
    ・相手の言ったことは絶対に否定しない
    ・こうした方がいいよとアドバイスもしない。人の言ったことに対して自分の意見をかぶせることが会話だと勘違いする人が多すぎる
    ・プレゼンで緊張しないためには意識をできるだけ「遠くのもの」に向ける

  • 自分に自信を持てない。これは誰にも共通した悩みかもしれません。
    この本は、なぜ自分に自信を持てないのか、自信とはどこから来るのか、自信を持つためには日々何をすれば良いのかといったことから、自信を持てない自身を受け止め、自覚し、訓練し、愛すべき自分へと成長するための考え方を説明しています。

    ちょっとご都合主義なところもありますが、読みやすく理解しやすく受け止めやすい内容です。オススメの一冊です。

  • 中身は著者の他の本とかぶってたり、そもそも目新しくなかったりと普通なので★3つだが、本の中盤くらいの細かいスキル・テクニックが面白く、やってみようと思うので★4つ。例えば、初対面で相手との距離を詰める場合、自分の肩から手が伸びて相手の肩をつかむような感覚で話そう、みたいなこと。NLPっぽいな。

  • 顕在意識と潜在意識は、
    「海に浮かんだ氷山」にたとえられます。
    水面から突き出している部分が顕在意識、
    水面下に隠れている部分が潜在意識です。

    潜在意識の占める部分の方が圧倒的に大きく、
    全体の約9割を占め、しかもその部分は当の本人にも
    はっきり自覚できないものだそうです。


    本日ご紹介する本は、

    自分に自信が持てず、なかなか目標が達成できない人に
    “潜在意識のメカニズム”を使って
    心を強くしたり、目標を達成するための
    内容がつまった1冊。


    ポイントは、
    「潜在意識の特性」

    潜在意識の特性は何種類かあります。

    まず、
    「潜在意識は否定形を理解できない」

    たとえば、野球で、
    ”ここで三振だけはしてはいけない”
    と思って、打席にはいると、潜在意識には
    三振のイメージが入ってしまって
    三振する確率が高くなるそうです。

    こんなときは、”きっちりヒットを打とう”
    と思って打席にはいると潜在意識がよい方向に働きます。


    「潜在意識は現状を維持しようとする」

    潜在意識は現状を維持しようとします。
    状況や環境が変わってしまうと自分が危険になると
    思い込んでいるからです。

    何か新しいことをやろうと言うときに、
    確かな理由もなく、抵抗感を感じるのは
    このため。

    潜在意識を安心させるためには、
    まだやっていないけれども
    もうやった後のように振る舞ってみるのが効果的です。


    「潜在意識は現実と過去と未来を区別しない」

    潜在意識は、過去・現在・未来を区別しません。

    辛い過去を思い出すと憂鬱な気分になり、
    未来の旅行について考えると楽しい気分になります。

    今はできていないけれども、こうなりたいという自分があって、
    日々の行動を「なりたい自分らしい」ものにしていけば
    実際に、なりたい自分になっていくそうです。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「ないもの」に気持ちを集めていては、潜在意識は動いてくれない
    「今この瞬間になにができるか?」、を考え、それを行動に移すこと
    どんなときも、どんな状況にあっても、何かしら「できること」はある
    目標を達成したらやろうと思っていることを、先にやってしまう
    行動を使って伝える=日々の行動を「なりたい自分らしい」ものにすればいい
    やる気が起こらないのは、一気に大きい課題を目の前に置くから=見通しのきく、小さな目標に分割するのがコツ
    自分の価値観を押しつけるのではなく、相手の価値観のまま理解してあげる
    誰かを思いやったりできるのは、自分の心が自分という個人よりもずっと大きいから
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    ●第1章 ダメな自分からスタートしよう  
    ●第2章 なりたい自分が入るポケットを作る!
    ●第3章 なりたい自分にふさわしい行動をとろう  
    ●第4章 スグに効果が出る!ダメな自分を救う21のテクニック   
    ●第5章 好きな自分になるための処方箋   
    ●第6章 人間関係をスムーズにするテクニック 
    ●第7章 キミはデカいか? 恐怖心を克服せよ!    
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/f961cfa3f9f8f2b9.png
     

  • ダメな自分の大気圏を突破するには、
    今日できる「これっぽっちのこと」に
    素直に喜びを感じることがどうしても
    ひつようなのです。

    難しいのは最初です。
    ですが、さいしょにこそ、無理矢理にでも希望を持つ
    心の強さが必要です。
    成果がほとんど目立たない最初のときのモチベーション
    こそが、もっとも大切なのです。

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。パーソナルモチベーター。2008年に東京国際フォーラムで開催された単独講演には5,000人が参加。ベストセラー著書は『ダメな自分を救う本』(祥伝社)『「心のブレーキ」の外し方』(フォレスト出版)など。11年ぶりの新刊『私の中の邪悪な感情をどうしよう?』(祥伝社)が話題に。

「2022年 『大切なキミに贈る本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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