新・陰翳礼讃

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著者 : 石井幹子
  • 祥伝社 (2008年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613129

新・陰翳礼讃の感想・レビュー・書評

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  • 照明に対する考え方が変わった本。

    体験談な為、あまり照明に興味の無かった私でも楽しんで読めた。
    これからは照明にも気を遣っていきたい。

  •  人間の目は、暗いところから明るいところに出るときには、すぐに順応できる。逆に暗順応といって、明るいところから暗いところへ入るときには、なかなか順応しない。昼から夕方、そして夜と、自然の光の変化にできるだけ寄り添うように人工の光が変化することを、私たちは心地よいと思うようである。
    人間は長い年月、暗い夜を過ごしてきた。人類のそうした歴史を考えてみると、人工光、とくに電球が出現してから、まだ130年しか経っていないのである。(pp.153-154)

  • フィンランドでの照明事情が知りたくて借りてみた。

    期待した情報はなかったが、作者の考える日本の照明への問題意識に共感。

    北欧の住宅照明はほの暗く、だからキャンドルが映える/アメリカ人にとっては、名刺より住まいが信用につながる/照明学会等で定められた照度は、20世紀の工業社会における生産効率があがるよう決めたものではないか/人間は朝は高い照度を求め、午後に近づくとどんどん下降/家のあかりを一度消して、調光機能のあるスタンドランプをもって照明の程度を確認すると、必要な明るさがわかりやすい/白い夏の服には発色のよくなる蛍光の物質が入っていることもある/売りたい物専用の照明の力は大きい/目の色によって、直射光の入る量が違うためまぶしさを感じる/照明は個人で調整するのがいい。に大きく賛成/小児科にかわいい色つきの照明/うつ病に照明がきくそう/照度体験のできる施設「ライトオルブ」/暗い階調の違いの方が人間の目は敏感

  • 道なきところに道を拓いてきた(しかも女性の社会進出も珍しい頃に、海外を中心に、照明デザイナーという職業を確立させた)女性のたくましさ・前向きさにパワーをもらう。

    日本のオフィスの蛍光灯の白い明かりはあかるすぎる。太陽の差し込む量の変化と手元作業に必要な明るさに合わせて変わるべきだ、確かに。

  • 東京駅が修復され人気スポットに
    なっているのには石井幹子さんの
    照明の力があったからだったと
    知ることができた

  • オフィスの照明、眩しすぎて疲れるなと感じていたけど、やっぱりそうだったのか。納得。

  • 土木、建築へのライトアップというジャンルを日本で始めた草分けの人の足跡を知ることができた。一つ一つの作品が、単にきらびやかにするのではなく、建築物に対する意味や思いを巧みに表現しているように感じた。合掌造りで有名な村のライトダウンは、降雪時にぜひ見てみたいと思った。

  • 西洋から入ってきた照明デザインの考え方の中に日本的な翳りや情緒の考えを取り入れる。

    照明によって最も魅力的なところを見せるにはどうするか、そもそも魅力とは何か というところが面白かった。
    「日本の照明は明るすぎる」という筆者の意見には同意。
    将来設計に関わる機会があれば、『快適に過ごせる少エネルギーな美しい暮らし』についても忘れずに考えよう。

    /////
    実例が豊富な分ひとつひとつの説明が浅く淡い。
    そのため全体的な纏まりには欠ける。章ごとにコラムのように読んだ。

  • 「ほのあかり」や「陰翳」の美しさを日本人ならではの感性で書いている。石油ショックで犠牲になった照明の話など。
    東京タワー、レインボーブリッジ、東京駅などの様々なプロジェクトで照明デザインを行ってきた石井幹子氏の本。

  • 著者の講演を機に通読。

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