下世話の作法

  • 祥伝社
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本棚登録 : 191
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613266

感想・レビュー・書評

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  • 品は大事。お金の使い方や態度。どんな人にも必要で、肩書もお金持ちも貧乏も関係ない。
    特にお金の使い方が下品になるのは見ていて嫌なものだ。

  • 学園祭タイアップ企画

    請求記号:779.9/Bi
    所蔵館 2号館図書館

  • 2016/7/15宝塚中央図書館から借りた。

  • 作法とは。

  • ビートたけしが語る、日本人の作法、粋、品。

    究極の下品を知ったぶん、究極の上品も分かるのでは…
    そんな前置きから始まる。

    自分の下世話な部分も認めつつ、
    周りへの心遣いを忘れない。
    現代の日本人が失いつつあるものを、
    おかしなエピソードとともに思い出させてくれる。

    己を知ること、恥を知ること。

    読んで良かった。

  • 前書きから面白い!、流石世界のキタノです。
    とりあえず。

  •  あんまり話題になったとは聞かない本。
     特に売れたとも聞かない。じゃあ、というので読んでみてわかるのは、ビートたけしという芸人の「得体のしれなさ」である。とりわけ変わったことを書いているということではない。ビートたけしはTVで見る通りのビートたけしには違いない。しかしながら、ビートたけしがどういう人物か? ということを捉えようとすると、とたんに正体がつかめなくなるのである。
     すごいぞ、
     目の前にビートたけしはいるのに、手にとってつかもうとすると実体がない感じ。これが家元・立川談志であれば「ああいう了見の人」という理解はできる。(この「理解できる」という条件さえ満たせばたいていは納得される)が、読み物で見れば見るほど、文章から背後に潜む人物像をレリーフしようという試みをすればするほど、本質的なものから遠ざかっていく不思議な感じ。

     おそらくあんまり書評的なものが出てこないのは、「テレビに写っているビートたけしを本の中にも読み取る」か、「あまりにも本文から本人につながる手がかりを見つけようとして呆然とする」かのどっちかだからなんじゃないかと思うのであります。

     可でも否でもいい。一度は体を通しておいていい本だと思った。
     そのくらい、この読後感はレアなもので。

  • 粋とは自分のよりどころであるというビートたけしさんが、「粋」と「作法」について語る本。

    (メモ)
    1.粋とは
    ・粋とは常識をわきまえた上での、もう一つ上の生き方である。
    ・粋とは芸ごとである。よって結構つらかったりもする。
    ・作法をたくさん持つ人が粋なのだ。

    2.作法とは
    ・作法とは突き詰めれば人を喜ばせることである。
    人を喜ばせるとは、相手を立てること。
    ・相手を立てるには気を使う。しかし相手に気を使っていると気付かせてはいけない。
    ・莫大な知識が必要。(インプット)

  • 品ってなんで口3つ?

    挨拶

  • 日本人が忘れてしまった精神性を思い起こさせる。粋とは?品格とは?人間性とは?

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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