困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則 ゾーンと海馬があなたを強くする

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613778

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  • 【生き方】困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則/ 林成之/20161019/(133/559) <171/58690>
    ◆きっかけ
    ・K(図)より

    ◆感想
    ・脳は好き嫌いのラベリングをする。最初の感情が大切。

    ◆引用
    ・人のこころとは、思考あることでのみつくられる、高次元のもの。
    ・人は本能に逆らえないが、本能を鍛えることによって変わることができる。
    ・しっかり考え、プラスの感情を高めることでこころは磨くことができる。
    ・こころを閉じずに知りたいという本能をしっかり働かせ、あらゆることに興味を示すことで、脳が考える仕組みの入り口であるA10 神経群を前向きに働かせることができる。
    ・人は自分が発した言葉を使ってくれる相手は脳内に受け入れる。=>相手の言葉を直接繰り返し使うことで相手の脳に入ることができる。そのために相手を尊敬すること。
    ・理解力、思考力、記憶力等の脳の力は、どれも最初の感情によって、そのパフォーマンスが左右される。
    ・わかっているけどその気になれないとき。理解することによって好きになり、興味を持つことができる。(通常)興味を持つことで理解する。
     -成功体験を増やすことで興味を持つ(脳内では成功の神経回路を再構成しやすくなる)
     -夢や望みを高めることで理解力を高める
     -繰り返し考えることによって自分のやってやるという気持ちを高める
    ・本番で実力を発揮させるコツ=普段と同じ場所と感じさせ、大舞台のハードルを下げる=>下見、いつもやる儀式(規則正しい生活を送り、環境の統一・一貫性を保てる習慣や動きを普段から意識して身に着ける)、いつも使っているものを持つ、要点を言葉にする、普段と同じ行動をとる。
    ・自己報酬神経群=自ら働くことが大好き。じぶんでやってやるという気持ちを引き出す良い質問をすること。どうすればいいと思う?
    ・相手と戦うのではなく、仲間でありたいという本能を活かす
     -戦う相手やライバルは自分を高めてくれる大切なツールだと捉える
     -勝負は自分を高めてくれるチャンスだと思う
     -勝ち方にこだわる
    ・やる気を引き出すポイントは、自分が楽しいと思う、自分の仕事(行為)で、誰かが喜ばせることにある。
    ・行き詰まりを打破するためには15分だけ歩く。

  • あたりまえのことしか書いてないとおもうんだけど、脳の先生が言っているというのが新鮮であり信憑性がある。自分が読むというより、いろんなことに悩んでいる人に読んでもらいたい。

  • ■マインド
    1.自分が置かれた状況を好きになるのには、愚痴を言ってはいけません。嫌だ、嫌だと愚痴を言っていては、結果を出すことは不可能です。愚痴を言うこと自体が、自分の脳に「働かなくてもよい」というシグナルを送っていることと同じだからです。
    2.どうしても「好き」になれなかったり、「やる気」が出ないときには、まず理解する。理解できると、脳は興味を抱き、好きになる。
    3.負けたらチャンスである。
    4.目標とする人の写真を置く。

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著者プロフィール

林 成之(はやし・なりゆき) 

1939年富山県生まれ。脳神経外科医。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授、日本大学大学院総合科学研究科教授を経て、同大学名誉教授に。膨大な数の臨床、研究から、年を重ねても才能・素質を発揮する脳の仕組みを解明する。著書に、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)など多数がある。

「2021年 『50歳からでも、頭はよくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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