ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 コミュニケーション編

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613846

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  • チェック項目14箇所。ファーストクラスのお客様は、CAばかりでなく、ほかのお客様も上手に巻き込み、ファンにするのです、出会った人が「この人を応援したい」「この人のために一肌脱いでやろう」と思うのです、さらに、その人の会社のファンにまでなってしまいます。ファーストクラスに乗る人たちはすぐれたコミュニケーション能力をもっていて、その能力を使うことで、周囲の人たちを自分のファンにしてしまうのです。ほめ言葉を口に出して相手に伝える、これはファーストクラスのお客様が実践しているシンプルなコミュニケーション術です、人は自分を認めてくれる人に好意を抱きます。どんな小さな組織であっても、リーダーになっている人は周囲の人たち(同僚、部下、内外の協力者)に対して、率先してリスペクトを実践してください、そうすることによって、周囲の人たちの自己有能感が満たされていきます。「すごい」「さすが」は、シンプルなのに最強のフレーズ、「感嘆ワード」は、短い言葉なのに記憶に残る「相手にやる気を起こさせるフレーズ」です。名前は人格とセットです、「キミ」「あなた」「そちら」「おたく」「ちょっとアンタ」や「おい、おまえ」と代名詞で呼ばれると、居心地の悪さを覚えます。名前で話しかけることは個人としての相手を認めていることであり、相手に対する最大の礼儀でもあるのです。「仕事ができる人」は、コミュニケーションの取り方が絶妙です、上手なコミュニケーションによって、相手に「やる気」を起こさせるのです。「できる人」は、私たちの「初モノ好き」の気持ちを満たし、やる気を引き出してくれます。「できる人」は、新しいお店にかぎらず、相手がまだ知らない価値のある情報がどれほどコミュニケーションを豊かにしてくれるのかを、知っているのです。相手の自己重要感を高めるには、まず自分自身が仕事や私生活に大きな充実感を覚えていることが肝心です、そうでなければ、相手の自己重要感を満たすことはなかなかできません。相手の話を聞くことは、相手の存在を認めることに通じます、熱心に聞けば、相手の自尊心は満たされます、これだけでも良好な人間関係が築けるのです。「友達ができない」という彼らには共通する特徴があることがわかりました:1.話し手の目を見たり、適度にうなずいたりしない、2.身体を話し手に向けてやや前に傾けることをしない、3.話の中身に応じた表情にならない。CAは、2つの行為を同時に行っているのです、1.相手は何を言いたがっているのかー意味を知る、2.どんな気持ちが込められているのかー感情を知る。

美月あきこの作品

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