日本人の9割に英語はいらない

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著者 : 成毛眞
  • 祥伝社 (2011年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613921

日本人の9割に英語はいらないの感想・レビュー・書評

  • いらないですよね。
    わたしもそう思います。
    そんな時間があるなら本を読みます。

  • 英語業界のカモになるな!
    といいつつ出版社業界のカモにはなってもらった方が都合がいい著者のキャッチーなタイトルに終始する本。

    そもそも、学校教育が生徒たちに学問を教えるというスタンスでいる事自体に間違いがある。
    現在の教育予算で全ての子どもたちに英語が話せるようにすることなんざできやしないのは誰でもわかることでしょう。「テストで点数を取る」というのは要は足切りがしたいだけです。行きたい人全員が東大理3にいったらとんでもないことになるでしょう。
     著者の主張自体が的はずれであることから始まっているので、現在の教育業界、英語教育業界の心臓部を捉えることができていない。

     マイクロソフトの元代表取締役という肩書がなかったらそこまで見向きもされないような存在の本。

  • 普通におもしろかったです!

    帰国子女や英語を勉強した人をバカにしている、と怒っている人もいるようですが、この本はそういうことを言っているのではないです。
    「英語を勉強するのは膨大な時間とコストがかかる、人生は限られているのだから、費用対効果をきちんと考えて、なんのためにどのくらいコストをかけるべきか順番をちゃんと考えろ」と言っています。あまりにも漫然とやみくもに、しかもそれが善だと思って勉強している人が多いことを憂えて書かれた本です。
    そして、日本の未来を担う産業界が「英語を社内公用語にしなくちゃ!」なんてカンチガイして早計なことをしないように警鐘を鳴らしたいんだと思います。

    その背景になっている論旨は、古典と言われる書籍、調査機関の公式データや日々のニュース、史実やご自身が直接見聞きしたことなど、非常に多岐にわたっていて、複眼的で説得力があります。もちろん最終的には個人の意見なので、賛成不賛成はあるかと思いますが、私は少なくともおもしろい視点として読みました。

    その行間には、日本に対する深い愛を感じます。
    日本の現状を本気で心配しているんだと思います。
    英語、というテーマで話を始めていますが、とにかく「なんでも西欧諸国の言うことをうのみにする」「常識と言われるものを全然疑わない」「自分の頭で考えようとしない」今の日本の風潮に危機感を感じていらっしゃるのです。
    「英語を勉強するな」なんてことは実は著者にはどうでもよくて、ガンジーの慰霊碑に刻まれている「七つの社会的大罪」をもっと心に刻んでほしい、と言いたいんじゃないかなぁ。特に、30代40代の働き盛りの人たち、今後の日本を今まさにその手で作っている人たちには。
    でも、それを中心にして本を書いても忙しいビジネスマンは読んでくれないものね。

    私自身は、最後の読書リストがおもしろそうだったので、この本を手にとりました。
    英語はこれからも勉強しますよぉ!
    だって、英語圏の出してくるコンテンツを翻訳なしで直接むさぼりたいじゃん!

  • 必要度と見返りを考えて時間を投資せよ、という主旨。pallarelle発音法、ビジネスでのコミュニケーション場面の類型など、要約と肝のおさえかたが小気味よい。

  • この著者の言っていることに全く賛成できません。私は英日翻訳者です。英語が出来なければ仕事ができません。英語ができることは必要最低条件です。仕事だけじゃありません。英語ができなかったら出会えなかったろう友達もいるし、英語ができなかったら一人旅で訪れるなんて無理であったろう場所にも色々行けました。英語を勉強して何が悪い?頭の悪い人ほど英語を勉強する、英語ができてもやっぱりバカなどと読んでいてホント不快になりました。英語ができるからってなんでここまでバカにされなきゃなんないんでしょう?私が外語大の英米語学科に就学中に就職活動で受けた面接で言われた言葉を思い出しました。「へー外語大?英語だけできてもねー」と言われました。英語できないより、できた方がいいに決まってるのに。英語勉強してるって言うと、なぜ他のことは何にもできないバカだと思われるんでしょうか?世の中には英語できる人や帰国子女、海外の大学に留学してた人などに対して悪く言う人っていますよね…なんなんでしょう。本当に不愉快です。

  • 数年前に話題になった本。
    雑にまとめると、英語だけやっててもダメ、その前に読書をして思考力を鍛えようという主張だと思った。かなり著者の独断と偏見で書かれており、論の展開も雑。同じページ内でも、ぽんぽん話が展開するので、注意して読まないと取り残されてしまう。英文学の先生も同じようなことを言ってたのを思い出す。

  • 英語業界のカモになるな!と副題がついています。「本当の学問をしよう」「日本の英語教育は日本人をダメにする」「英会話を習うより本を読め」「それでも英語を勉強したい人へ」と著者の主張が続きます。日本人の英会話事情について客観的な視点を与えてくれる書です。楽しく笑いながら読めます。(楽天やユニクロを笑いものにできるのはこの人くらいかもしれません、著者はマイクロソフトの元社長経験も)

  •  英語を学ぶ、学ぼうとする人に読んでもらいたい一冊。
     著者はマイクロソフト株式会社の代表取締役まで登り詰め、今は投資コンサルティング会社の社長や早稲田大学客員教授などを務める成毛 眞(なるけ まこと)。
     内容は著者のこれまでの人生から形成された価値観からの日本人が英語を学ぶ意味、英語教育のあり方から、「学び」それ自体に対しての日本人のあるべき姿にまで言及している。
     そもそも英語は「学問」ではない。それ自体学びの本質ではなく、学ぶための「道具」に過ぎない。それを日本人は勘違いし、歴史の出来事や英語業界に踊らされて英語が話せる人があたかも優秀な人材であるかのように世間には受け入れられている、そしてこれは日本の文化などの良き物を無くしてしまう危険性があるものだと筆者は語る。
     現代の日本教育は「試験」の為に存在している。英語は単語・文法を暗記する教科。歴史は出来事と年号を暗記する教科。それは学問と呼ぶには程遠い存在である。理解が無い。そしてTOEICなどの試験にもそれが当てはまる。しかもTOEICは現実のビジネス英語とは程遠い。起業はTOEICをビジネス英語のために使っているのではなく、企業への奴隷度仕分けのふるいに使っているのだ。
     ここまで言及したように、この本は現代の日本人の英語意識や英語教育の問題点についてあらゆる視点から推察している。
     そして、筆者が最も言いたいことは「本当の学問をしろ」。この部分であると感じる。英語がつたなくても造詣が深ければ面白い話が出来る。そのような教養というのは本当の学問をしなければ身につかない。教養を身に着けていけば考える力がつき、本当の人間力を身につけることができる。
     そのための方法として筆者は「本を読むこと」が一番であると繰り返し主張している。
     
     考えることを無くしては人間とは言えない。他の動物と一緒である。色々な価値観を本等を通して身につけ、考える力、そして自分の基盤となるものを身につけていく。その上で本当に必要なものだけが英語を習得する。ただ単に英語を勉強するのではなく、意識を持って勉強することが大事である。

  • タイトル通り、日本人の大多数に英語はいらない、英語を学ぶ前に何ができるか、何を知っているか、何を学んでいるかが重要である。それを本を読むことで学ぶことができる。筆者の言う通りだ。学生時代に英語を学びある程度話せるようになったが、社会人になって「そんなのすぐに代替できる」とあっさり否定された。ビジネスの現場では仕事での実績や経験が優先されるのが現実だ。巻末に筆者の英語学習法があったが、英語はいらない、といいながら実は独自の学習法を教えたいのかな、と思った。

  • 英語英語と叫ばれている現代に疑問を投げかける一冊。英語ができる人だからこそ言える意見である気がする。

  • まあ、だいたい知っていたことかなあ、再確認といった感じでしたが、金八先生のいっていたところだな、だいたい、まああと日頃から町山レポ聞いていたからだいたい、イメージ通りだった

  • タイトル通り、というよりかは「別に英語を話す必要がない、と言っているのではなくて「それよりもまずやることがあるやろう」ってことと「結局喋る内容がしょうもなかったらしょうもない」ってところやと思う。

    し、その通りやと思う。

    「英語ができるから海外行って」なんてありえへんもんな、よく考えると。それに向こういったら勝手に覚えるし。

    そして肝心の話す必要のある人が話せないし、話しても稚拙な内容であると。それなら通訳雇おうよと。

    これは本当に思う。
    「今日はなんか調子いい」って言ったら「なぜ?」ときて、「特に理由ないけど」って言うと「え?」ってなる。
    という小さい話から、「経済学部」です「アベノミクスどう思う?」、通り一遍等のことしか答えられんから会話にならん。
    英語以前。

    とは言え、英語、勉強してるけど面白い、面白いから勉強してる、という目的が回転しだした。
    まぁええか。

  • 読書マニアで考え方が天邪鬼な作者は、英語の不要論を唱えながら、幅広い知識を駆使して英語の重要性も説く。英語を勉強したい人が読むことで、勉強の目的意識を強める(又は弱める)ことにつながる。私は英語を学ぶ動機をめいかくにするために、この本を読む。

  • 英語ブームに振り回される日本人にとって外資系企業でバリバリ働いていた著者にこのように言ってもらうのは爽快だと思う。実際にはますます英語の重要性は高まってくると思うし、1割というのは少なく見積もり過ぎの気がする。また実際に仕事を始めてから習得できるのはやはりそれなりの能力がある人で、大抵は準備が必要だと思う。

  • 頭は好調、中は普通、後は既得で残念

  • 英語を勉強するより、本を読め。他に勉強すべきことが山ほどある。

  • みんながみんな必須スキルとして英語をするのはおかしい。英語以外にも知るべきこと、教養があると成毛節で説く。ブックガイドは2009年末ごろの新刊書が中心。

  • 必要もないのに、何となく英語学習の風潮に乗るのは時間の無駄。語学は中身ができてからでいい。日本語で日本人として考えを持つことの大切さを説かれている本。

    何となくニンテンドーDSの英語漬けというソフトをいじっていた時期に、発見した積読本。3ヶ月目にして、1ページ目を開き、一気に読んだ。

    読中読後、伝える中身はおまえにあるの? との内容に身を正す思いがした。けれど、いままで通り怠惰な読書を続けるだろう。

    小学4年生の英会話教室から中高の授業で、長く感じていた徒労感は、英語の授業中に頭痛を呼び起こすまでになったが、その反発から読書量を増やしたものだ。当時の僕の感性は正直だったのだろう。

    いまだに英語圏の人に伝えられる中身がないことを思えば、僕は英会話を必要としていない9割の人間だ。

  • 主旨はうなずける部分があるものの、事実誤認・独自研究がかなりある。不用意に「母国語」なんて書いていたり、中国語のローマ字表記なんてシロモノが出てくる。所詮は素人サンが書いた(ひょっとしたら口述筆記ものかも)典型的な「売らんかな主義」の著作。日本の英語教育についての見解も巷に流布する「都市伝説」並のものでしか無く、関連文献を逍遥した形跡もほとんどない。また、妙にショービニスティックな表現も気になった(だから、不用意に母国語なんてかくのだな)。英語ばっかりやっていて本を読まないとバカになるとか大見得を切っておいて、この程度じゃお里が知れるってもんだ。こんな著者の本が岩波新書のリストに載っていることを発見した。ショックだ。

  • 自分の考えをまとめてくれて代弁してくれたような一冊。小学校からの英語教育や社内公用語を英語にするなどの無意味な政策を真っ向から否定していて爽快感半端ない。いざという時のために勉強することは間違いではなさそうだが、「英語の勉強に備えはない」ことを前提に考えると無駄な時間消費をしてしまう。英語の勉強をするくらいなら本を読めと成毛さんらしい発言。

  • 将来的に本当に英語が必要な日本人は一割くらい.だから小学校から英語を必須にする必要もないし,就職試験などに TOEIC スコアを競争のように使うのも,会社の公用語に英語を採用するのはバカげているという主張.英語を勉強する時間があったら本を読め.

    こう要約すると,もっともだと思うのだが,その議論の中に混ざる紋切り型で粗雑な議論(官僚の人格批判だったり,学校の英語教育は役に立たないなど)がこの本の価値を大きく下げているように思う.

    日本の英語教育の問題は実はみんな一斉にやらせることにあるのではなくて,本当に英語の必要な人たちが,中高大と勉強しても,なかなか必要なレベルに達しないことにあると私は思うのだが,それについての筆者の見解は「必要になったら実地に学べばよい」ということで,それはよく考え抜かれた意見とはとうてい思われない.

    そして,こういう扇情的なタイトルの本が売れると,中も読まずに「いらないからやらなくていい」というふうなことを言い出す人がでてくるのが本当に困る.「日本人の95%に二次方程式の解の公式はいらない」というのは本当かもしれないが,だからやらないというのはまずいだろう.

  • 今日本で起きてる「英語」ブームと「グローバル」ブームを痛烈に批判。確かに、英語必要なのは、一割くらいの人材で残りの人はもっと違うことを学んだ方がいい、というのは一理あるようにも思う。

  • 随分過激なタイトルの本だなぁと思われるかも知れませんが、決して英語批判をするだけの内容ではなく、日本に生きる社会人としての心得を学ばせてくれる本となっています。

    「今習っている、習おうとしている英語は本当に必要なものなのか?」
    「外国で実際に使える英語とはなんなのか?」
    「英語を習得しようとするよりもまず学ばなければならないことがあるのではないか?」

    などの切り口から、自分たちに必要な“本当の学問”とは何かというところまで踏み込んだ内容に。最後には、残り1割の、本当に英語を必要としている人へのおすすめ英語勉強法も紹介してあります。

    小学校英語必修化や、ユニクロ・楽天などの社内英語公用語化のニュースは記憶に新しいところです。
    国際交流はもちろん大事ですし、国際化・グローバル化・ボーダーレスなどという言葉も、もう既に当たり前となっている昨今ですが、そんな中だからこそあえて英語というものをもう一度見直すことで、仕事上でもプライベートでも、より洗練された国際交流が出来るようになるかもしれませんね。

  • 成毛さんははっきりとものごとをおっしゃる方なので面白いです。外資系に勤めている私は英語を勉強しなければいけない1割の人間ですが、彼のおっしゃることは非常に納得。第5章の推奨本も大変参考になりました。

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