「金・ドル体制」の終わり (Econo-Globalists 14)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 132
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614096

作品紹介・あらすじ

2012年、「ユーロ恐慌」から「世界大恐慌」に突入する。

感想・レビュー・書評

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  • この著者の場合、非常に断定的な物言いをされるので、読んでいて違和感を感じたり、好きになれない方もいるかもしれません。しかし独自の視点から描かれる内容には学ばせられることも多いです。書かれていることを100%信用するのではなく、こういう考えもあるということで読んでみると良いかもしれません。 共感を得る部分も自分は多いです。

  • ずいぶん極端だな

  • さて、先日の藤巻氏とは真逆の立場を取るアナリストである。今年2012年が世界大恐慌のスタートとなり、1ドルは70円割れ、日経平均(現在9500円)は今年中に6000円台から5000円台をつけた後急回復、(2010年末の本では2012年1.5万~2万だった。また、ダウは6500ドルから急落の予想<現在12800ドル>だった)金価格見込(現在4500円)が近々8000円ゆくゆくは高値12500円をつけるとのことである。なぜそんなことになってしまうかというと、今のユーロ危機からCDSなどの損失が膨らみ、クレディ・アグリコル、ソシエテジェネラル、BNPパリバ、コメルツ、ヒポフェラインス、ウニクレーディトなどが破綻することによる。藤巻氏と副島氏、どちらが勝者となるのでしょうか。推奨銘柄の一部1964中外炉工業、1662石油資源開発、6255エヌ・ピー・シー、6890フェローテック、4118カネカ、6268ナブテスコ、5991日本発条などである。しかも徹底した逆張りで6000円割れでの買いを勧めるが、下がれば下がるほど買うべきという危険な方法を推奨している。

  • 書いてあることに対するソースがほとんど自身の想像

  • はっきりと書くと外されるのが現在の「よのなか」なので、株式や為替の数字の部分は気にしないで、ドット・フランクリン法など他の本に書かれていない情報を今後も追いかけていく方が良さそうです。

    それにしても、アメリカはとんでもない法律をどさくさにまぎれて立法しています。それに関する書籍があまりにも少ないことは憂慮すべき状況です。
    数年後日本にも同様な内容の法案がむりやり押しつけられるからです。

  • 2012/04/03:
    5年後、終わっているか、読み直してみたい。

  • 物語として読むのならよいですが、経済予想本だと思って読むと
    外れている所や整合性がとれない箇所が出てきます。
    著者が「私は予言者」と言い切っているにもかかわらず、過去に予言が外れており、リベンジの一冊かと思い読みましたが残念です。

  • ぶっとんでるようでリアルな内容でした。

  • リーマンショック以前にリーマンブラザーズ証券の破綻を預言?した副島隆彦の最新作。
    冒頭に「もうすぐ潰れるヨーロッパの10大銀行」という表が載っていますが、既に1行潰れました。
    さらにアメリカ経済が崩れるとも預言。
    日本でも危ない金融機関として複数の名称が列挙されています。
    内容は少々専門的ですが、今、欧州でどんなことが話あわれているかの本質をざっくりと大胆に語られています。
    2012年はユーロ大炎上となるのでしょうか。

  • find at arc on dec 13,11

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著者プロフィール

副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。主著『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国 日本論』(PHP研究所)ほか著書多数。

「2023年 『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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