ふたたびの春に

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 24
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614157

感想・レビュー・書評

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  • まるで写真家の写真かのように鮮明な震災後の様子を見ているかのようで動画のように動きも感じられ、周囲を励ます力強いメッセージも織り込まれた詩は動揺の中に冷静さと筆者のあたたかい心に包まれており、真の人間としての強さに今後も学ばせて頂けると、決して震災を忘れないと思わさせられました。貴重な記録に感謝します。

  • 福島第一原発からの一年間。政治家の言葉。企業家の言葉。メディアの言葉。原発に関する論争。そこにすくいとられることのないものを言葉に結実させ、焼きつけ続けた詩人。今の福島の、そして日本の事態には、詩によってしか届かない領域がある。

著者プロフィール

福島市在住。詩人。高校の国語教師。『AFTER』(思潮社)で中原中也賞受賞。『地球頭脳詩篇』(思潮社)で晩翠賞受賞。2011年3月11日、伊達市にある学校で被災。避難所で数日過ごした後、自宅からツイッターで詩を発信し続け大反響を呼ぶ。近著に、『詩の礫』(徳間書店)、『詩の邂逅』(朝日新聞出版)、『詩ノ黙礼』(新潮社)など。ツイッターは今も続けられている。

「2021年 『空のふもと 風の中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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