いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614584

感想・レビュー・書評

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  • 戦前の教育内容や教科書に興味があって読みました。当時の小学校の国語の教科書『尋常小学校国語読本』などを抜粋し、実際掲載されていた物語や文章などが紹介されています。
    戦前の教科書の内容を通して、いかに戦前(大正~昭和十五年頃まで) の日本の教育水準が高く情緒に溢れ、素晴らしいものだったかを語っています。
    大正~昭和初期の日本の民度の高さ、風流で自然を愛する心豊かな民の国…日本礼賛です。
    度々、朝日新聞記事への嫌悪、安倍政権への期待などが散りばめられており、そこは本当に本書の趣旨に沿うものなのか、個人的な意見ではないかと多少疑問を感じました。
    しかし、闇雲に過去の日本の所業(主に戦争を通して)を悪しきものとして過去に蓋をするのではなく、本当は豊かな文化があり素晴らしい教育を行ってきたという事実はみんなに知ってもらいたい、日本人としての誇りを持ちたいと感じました。

  • 戦前は、想像以上に明るくまともな教育が行われていた。

著者プロフィール

1930年、兵庫県生まれ。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。東京大学経済学部卒。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く予見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。『いよいよ、日本の時代がやってきた!』 『日本人への遺言』(渡部昇一氏共著)『日本人への遺言partⅡ 「和の国のかたち」』(渡部昇一氏共著)『反核愚問』他多数有り。

「2018年 『「発想」の極意 人生80年の総括』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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