こうして作れば医者はいらない――若杉ばあちゃんの台所

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614614

感想・レビュー・書評

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  • 30年以上にわたって日本人にとっての正しい食事とは何かを研究・実践しつづけている食養研究の第一人者が、からだを立て直す食材、調味料、調理器具などを紹介。

  • 2度目の読了。何度でも読みたい本。
    昔ながらの食事や生活のよさを見直せた。
    肉や卵は少なめ。旬の野菜を使いながらレパートリーを増やしていこう。
    今月中に小さめの土鍋を買うぞー!!

  • これを食べれば医者はいらない、から著者続きで手に取った。
    このおばあちゃん、なかなかクセが強くて好きだわ。

    日頃からぼんやり思ってることを改めてまざまざと突きつけられた気分。
    テフロン加工の鍋がダメとか、よく噛めとか、調味料の製法とか。
    この本も含めた健康系の本を最近読んでいて、影響を受けて久しぶりに玄米を食べた。
    たまたま手に取った玄米が良かったのか、食べやすくて美味しい。玄米を食べると外食の味付けが非常に甘ったるく感じる。インスタントなどの加工食品も自然と食べる気にならなくなる。

    でも、玄米、味噌汁、野菜のおかず、だと脳が飽きるんだあぁ。
    それしかない環境でなら永遠と食べるだろうけど、和洋中、インスタントや惣菜、外食とあれこれ揃っている中で玄米の一汁一菜を続けるのは、地味。その質素さに、たまに発狂しそうになる。
    本当は全然食べたくもないし、食べてもそんなに美味しくもないのに、スナック菓子とか買いたくなる。
    食べた時の味やお腹の具合、身体の快適さで言ったら玄米ご飯の方が遥かに良いんだけどね。

    とりあえずこの本では、影響を受けて土鍋を実家から引っ張り出してきました。
    (あと昔ながらの製法で作られた塩を購入したり、調理の時に右回りを意識してみたり)
    ちょうど小ぶりの一人前の大きさだったから、それで玄米を炊いた。去年浸けた自家製の梅干しと一緒に食べたらしみじみ美味しかった。
    味は最高に美味しいし、身体に良いことも分かりきっているので
    発狂するか飽きてくるまでは、しばらく続けてみようと思う。

  • 若杉ばあちゃんの本は、初心者が食養を始めるときおすすめです。
    桜沢如一さんのマクロビオティックをわかりやすくかみ砕いて伝えてくれます。
    現代の食が、どのように破壊され多くの病気を増やしているのかよくわかります。

  • 先ず先ず。昔ながらの食材と知恵、そして陰陽を考えながら本物の調味料を使うという事。
    食材の事、調味料の事が分かったら、折角作るなら体により効果のある作り方を...
    煮物と煮しめの違い。梅干しと梅漬けの違い...etc

  • 一汁一菜を中心とした食生活を実践され、75歳を超えても元気でいる著者による、食のアドバイス続編です。食に存在する陰陽の考えから、そのバランスを取った食事の大切さと、その実践方法について具体的に書かれていて、とても参考になります。本書の内容を本格的に実践するのは、さすがに大変と思いましたが、日々の食事内容を見直すきっかけになればと思います。

  • 大筋は参考にはなるが,細かいところは、おかしいと感じることもあった。

  • 調味料の説明がいろいろ。
    煮きりみりん、しょうゆやみ梅干しの3年もの、お酢に火を加える、なたね油
    台所道具いろいろ。
    調理法いろいろ。
    こんにゃく、れんこん、たくあん、車麩、きゅうり、小豆かぼちゃ

  • 和食ばんざい。
    ライフスタイル全てを真似することは難しいと思うが、著書の中のレシピを時々参考にさせていただいていたら、なんだか健康に。

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著者プロフィール

若杉 友子(わかすぎ ともこ)
1937年大分県生まれ。結婚後静岡市で暮らしていたときに、川の水の汚れを減らす石けん運動などのさまざまなボランティア活動を行なう。そのなかで、自然の野草のチカラに着目。食養を世に広めた桜沢如一の教えを学び、1989年、静岡市内に「命と暮らしを考える店・若杉」をオープン。そこで開いた料理教室は、またたく間に大人気となった。1995年、自給自足の生活を実践すべく、京都府綾部市の上林地区に移住。19年の天産自給生活を経て、現在は生まれ故郷の大分へ。全国を駆けめぐり、陰陽の考えにもとづいた野草料理と、日本の気候風土に根ざした知恵を伝え続けている。

「2018年 『野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若杉友子の作品

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