日中韓 教科書読み比べ 歴史認識の違いはこうして生まれる

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著者 : 金谷俊一郎
  • 祥伝社 (2015年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396615338

日中韓 教科書読み比べ 歴史認識の違いはこうして生まれるの感想・レビュー・書評

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  • 中韓の教科書について知りたくて読書。

    教科書はその国の正当性、都合のいいことしか載せないので違っていて当然。しかも、中韓は国定教科書しかないので、議論の余地はない1つの歴史観を国益のために見事な刷り込みが実施されている。

    2001年ごろにブームになった新しい歴史教科書をつくる会の歴史教科書を思い出しながら読ませてもらった。

    両国の教科書に比べると日本の教科書は控えめすぎるし、もっと日本の立場、主張を盛り込んでもいいと思う。しかし、現実的には教える教諭に問題がある思想が多く不幸を積み重ねている。さあ、果たして日本のこの状態が変わる日が来るのだろうか。

    それにしても中国国民党軍の殺し方はえげつない。今の中国人にも共通する部分があり、日本人は歴史的な事実として知っておくべきだと思う。文中で紹介される中国の教科書は、日本語訳であるが、教科書とは思えない情緒的な表現が多すぎる。

    中国人にしても韓国人にしてもこれらの教科書で刷り込まれるように習っているということを日本人は認識しておき、話せば分かるや人と人として接すればなどは、理想であって、現実的な手段ではないことも知るべきだ思う。

    中国は満州事変、日中戦争のいわゆる抗日15年戦争へ相当のページを割き、戦後の日本についてはほとんど教えられていない。

    まあ、日本は、他国の教科書を批判するよりも日本の教科書、そして、それを生徒へ教える教諭を何とかしないといけない。近現代史へ重点を置く入試制度へも変えていく必要もある。

    1965年(昭和40)の日韓基本条約の内容や当時の歴史的な背景が教えられておらず、しっかりと教えるべきだという著者の主張には激しく同感。

    中国の教科書の記載は、今の北朝鮮のニュースや政府発表の文言に似ていることが多い。現代中国の影響を受けていることを匂わせる。

    しかし、あとがきにもっとも衝撃を受けた。著者が日本史という言葉が大嫌いな理由。ななるほど、確かにと納得させられた。私は元社会の教師で歴史が好きだと言っているわりに勉強不足だなと反省した。もっともっと学ぶことは多い。

    読書時間:約1時間40分

    本書はいただいております。有り難うございます。

  • 教育が人間一人ひとりの思想の基盤を作るので、教科書は大事。歴史教科書に感情的な文言があるのは驚いた。ただ、この方もそれについてかなり感情的な導きを、教科書引用文の後に付け加えており、はっきり言って大差なし。アジア人って、比較的事実とかデータと感情を一緒に語りがちだと思う。それは私達も同じ所があると自覚する必要がある。

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