「覇権」で読み解けば世界史がわかる

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著者 : 神野正史
  • 祥伝社 (2016年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396615758

「覇権」で読み解けば世界史がわかるの感想・レビュー・書評

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  • 頂上を極めるとあとは坂を下るだけという、ある意味当たり前の法則を歴史の実例に照らして解説した本。

    人間のすることは時代や地域、民族に関わらず、同じなのだなと思わされる。

    しかし、米国も中国も欧州もイスラムもみんな駄目だとすると、次の覇権はどこになるのか。
    挑戦は辺境から来るとはいうが。

  • 河合塾の世界史講師でもある著者がローマ、中華、イスラーム帝国、大英帝国がどのように絶頂を極めて衰亡して行ったのかを歴史の法則という視点で分析している。最終章は現代に舞台を置き米国や民主主義の今後どうなるかという持論を述べている。また読みたい本。

  • 世界史の中で、その時代の覇権を握った国の誕生から、発展し、絶頂を極め、やがて衰退(崩壊)するまでの流れを紹介している。

    当たり前と言えばその通りだが、時代背景などは違っても、栄枯盛衰の流れは共通点は多く、改革を推し進めた国家はその改革に不満を持つ抵抗勢力からの犯行により短命に終わるケースが多い。
    しかしその改革に不満を持って反乱を起こしたにもかかわらず、後を受けついた国家はその改革路線を引き継ぎ長期政権を確立する。と言う流れについては、なかなか面白かった。

    しょうがない事だけど、同じような流れになると同じような教訓を生むので最後の方は「またか」と言う感じになった。

  • 覇権がどのように生まれ、どのように移り、滅んでいくのか。ローマ帝国、中華帝国、イスラーム帝国、大英帝国、アメリカ合衆国の歴史を紐解き、歴史法則を掲げながらその本質を解説します。

    内容としてはとても興味深く、歴史法則として著者が示しているように「歴史は繰り返す」ものだとしています。
    現代のアメリカに関していえば、少しそれ以前の歴史とは違うのかなという気もしていますが、過去にしても社会背景が異なっても同じ理由で滅亡したことを考えれば、同じように崩壊が始まるということなのでしょうか。

    ちょうど先日、トランプ氏がアメリカ大統領に当選したことが決まりました。作中、トランプ氏を批判しています。結果が出た今、著者は何を思っているのか、また、この法則を元に、今後の世界をどう予測しているのか、その後の見解などに興味があります。
    その中で、自分はどのように行動すべきか、しっかりと考えていかなければなりません。



    歴史学
    =「過去の事象からその本質や法則性を探り出し、目の前で来ている出来事の本質と先の見えない未来を紐解いていくための高度な学問」

    「政体というものは、その民族が何千年にわたる試行錯誤の経験の中から構築されてきたものであり、その環境・歴史・民族性・文化・経済などと複雑に絡みあいながら、もっとも適切な形となって成立したもの」

    日本が同じ轍を踏まないようにするために、過去の失敗から読み取らなければないらない

    「亡びたくなければ、けっして頂点に立たないこと。」

    「その時代に100%合わせるのではなく、80%だけ合わせて、20%の遊びを残しておく。その遊びがあればこそ、次の時代への変化に適応できる」

    <目次>
    序章 転換期こそ歴史から学べ
    第1章 ローマ帝国――民主と独裁の絶妙なバランス
    第2章 中華帝国――中華思想を支えてきたもの
    第3章 イスラーム帝国――原理主義が生まれたのはなぜか
    第4章 大英帝国――ヨーロッパの本来の姿とは
    第5章 アメリカ合衆国――「覇権」はいつまで続くか

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