龍の契り

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396630881

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  • 気分は香港。

  • 中国への香港返還に関わる英中の密約を巡って、英国、中国、日本、米国を舞台に、欧米に根を張るゴルトシルト財閥、日本の外務省の沢木喬、中国、香港の謎の人物ラオ(劉日月)、ワシントン・ポストのジュディス・デューア、メイミ・タン、フリー・ライターのダナ・サマートン、英国諜報員チャーリー、日本企業ハイパーソニック社長の西条、ハリウッド女優アディール・カシマ等が虚虚実実の駆け引きを繰り広げる。
    そもそもどうして英国にとって極めて重要な書類を、保管場所から外のスタジオに持ち出さないといけないのか説得力のある説明がないので、ずっと引っ掛かりが残る。また、つまらなくはないのだが、長過ぎてだれる。文芸評論家の関口苑生が、本書末尾で「十年に一人の新人出現!」等と絶賛しているが、ちょっと褒め過ぎ。

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387164187.html)
    直木賞候補(1995下/114回)

  • 香港返還にまつわるミステリー。
    歴史好きなら一気に読める面白さ。

  • 後半ダレてしまいました。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。95年に刊行したデビュー作『龍の契り』が大きな話題となる。’97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以後、豊富な取材と情報量を活かしたスケールの大きな作品を発表し続けている。他の著書に『KATANA』『ポジ・スパイラル』『エクサバイト』「清談 佛々堂先生」シリーズ、『天の方舟』『深海のアトム』『夢窓』などがある。

「2020年 『令和版 全訳小説 伊勢物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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