午後のロマネスク

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著者 : 小池真理子
  • 祥伝社 (2001年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396631895

午後のロマネスクの感想・レビュー・書評

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  • 川端康成の作品集「掌の小説」に敬意。

    「短いあとがきにかえて」に
    川端康成の作品集に「掌の小説」と題した1冊があるとのこと。
    超短編小説ばかりを100編以上集めたもの。
    小池真理子の愛読書。

    「掌篇小説集」と名付けることにしたとのこと。
    17枚の版画が配してある。

    文庫が出ても,なおかつ,2000円する単行本に人気があるのは,
    版画の良さが,大きさに依存するからだと感じている。

    著者は三島由紀夫の愛好者でもあるらしいので,
    自殺,死亡に関する話題も多い。
    推理小説を手がけるようになってからは,さらに拍車がかかっているのではないだろうか。

    「年始客」で,「あの時死んだのはね,あんたのほうだったんだ」
    というどんでん返し。

    「愛しい嘘」の「今日は誰と一緒にここに?」「女のお友達とよ」。いかにもありそうな話。

    1つ一つの話が,短編または長編推理小説にできるかもしれない。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    あの時死んだのは、あなたのほうだったんだ…。名手・小池真理子が「掌編小説」で描き出す“恋”と“幻想”。

    ぞっとしつつ、ぞくっとする。
    そして何度目だろう?「くちづけ」が収録されている本を読む。
    この短編好きだわ。
    背負われているときの感じ、なんとも言えないと思う。

  • 短編集の中でも、本当に作者の方が言っているように本当に短い17編の、まさに掌の小説だなと思ったが、短ければ短いほど出てくる難しさもあると思うが、それぞれに味のあるいい本だった。どれもいいと思うが、中では約束、愛しい嘘、白い水着の女、くちづけ、年始客、旅路が特に好きな話だ。

  • 掌篇小説集。どことなくなつかしいような話、少し不思議な話。

  • ショートショート。ちょっぴりホラーな恋愛が主。ゆるい話、インパクトのある話、スパイスの効いた話、メビウスの輪のような話など、楽しませ方をいろいろもつ本。私は「愛しい嘘」と「白い水着の女」が好きになれた。

  •  感想としては可もなく不可もなく。
     なんだか同じよーな話が続いているのがちょっと気になりました。
     死にネタがおおいなぁという印象を受けました。多分全体の半分くらいなのでしょうが。
     一本だけ、死んだ彼女から電話がかかってくる、という話があったのですが、それはとても印象的でした。悲しみがざぁっと広がっていく感じがした。

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