- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632144
感想・レビュー・書評
-
朝鮮と日本の関係は、まぁこれだけ近いことだし、大体近いほど仲が悪くなるのが一般的だけども、それでもそれなりに仲良かったり、交流があったり、でも今は恐らく仲悪い状態で、といっても国としてどうかは別にして、個人レベルじゃ仲なんて人それぞれあるというか。きっと今までもこれからも朝鮮と日本はいろいろありながらも交流をし続けていくんだろうなぁ、と。思いつつ。
とまぁ、はっきり言ってそれなり自分なりにいろいろかの国には思うところもあり、どこまで冷静に読めるのかってのはあるけども、なんか難しい歴史の話を絡めつつも、結局は男と女のラブストーリーってわけで、冒険しつつ冷や冷やハラハラさせながらってのが普通に面白いかどうかってことなわけで、それだけ見れば楽しめるんだけども、歴史の話はね、やっぱ難しくて分からん。
それから地名とか人名とか、読み仮名を常にふってくれないと読めん、ってば。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
端正な山風。伝奇小説はこう書けって感じ。遠山金四郎の絡ませ方がうまい。
-
●どわ〜!
普通の時代小説だと思って読み始めたら違った・・・菊地秀行とか夢枕獏系の伝奇小説じゃん。
てか、山田風太郎の系譜に連なる小説と言うべきですか?
●てなわけで、内容は推して知るべし。
史実の有名人が出るわ出るわ、使われる技は民明書房もまっさおの無茶っぷり、当然ストーリー展開は荒唐無稽。
面白いといえば面白いけど、山田風太郎と同じなら、そっちを読めばいいんだよねえ。
とは言うものの、山田先生はもう入寂されましたですからね、新作読めませんですからね、はい。
ここは伝奇小説界の期待のホープ(?)の小説で、欲望を満たして下さい。
そんなカンジで。
●しーかーし、柳生一族はなんだってこんなにカッコいい扱いんだろうねえ・・・(苦笑)(※千葉真一マスターの演じる柳生十兵衛があまりにカッコよく、数多くの少年少女に強烈なインパクトを残したからです。万歳ソニー。)