LOVE

著者 :
  • 祥伝社
3.33
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本棚登録 : 470
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632533

感想・レビュー・書評

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  • この人の文体、クセがあるのに、なんかいつの間にか引き込まれるんだよなー。
    (いや、すごい好きなんだけど)
    しかもその雰囲気に流されて結局物語の着地点に一度じゃうまくたどりつけない。
    だからこの本も何度か読むだろうなと思う。

  • こういう手段もあるのかと、驚き。どうでもいいのですが、ジャキってやつが出てきます!!

  • これもまたスピード感!後半畳み掛けるような展開。短編のようで短編でない。長編のようで長編でない。地図を開きながら読むのも楽しいなー。読んだ後にその土地にこれを持って散策に行きたくなりました。


  • 東京・品川あたりで繰り広げられるいくつかの“戦争”。交わりそうで交わらない短編集。<br>
    ぽつぽつしたストーリーが最後に合致するのかと思ったら、ぽつぽつしっぱなしだったのが残念でした。魅力的なキャラが多く出てくるので、どうせだったら全員が絡む話が読みたかった。『ベルカ、吠えないのか?』に対する猫的回答、とのことでしたが、猫的は解るにしても(?)『ベルカ、〜』が未読のため、読んだあとだとまた違った感想を抱くかもしれない。

  • 都会において人と人は暴力的に、そして静かに結びついて生きている。
    そこはかとなく漂う愛。

  • 読み始めてから途中まで
    わたしの頭はひどく混乱した。
    読むのを一時的にやめた瞬間は
    自分がどこにいるのかわからなくなってた。
    誰が誰でどこにいるの?
    場所や人物の描写はとても詳しくて
    なのに人々の行動が不思議な感じ…。
    品川、目黒、五反田あたりに詳しい人には面白いのかもしれない。
    本を持ってその場所を散策してみたくなる。

  • 今日みたいな日のあたしにも、ちゃんと発見はあるんだ。

  • だいすきな言葉がつまってる


  • 言葉が疾走する。なぜなら「僕は速度」だ、散りばめられた【日常】は著者の視界の中で物語に変わる。ほんと読んでいて楽しい、読めば動く「世界」がある。この男に映る東京は、最高にドラマティックで爽快だ。

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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