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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
音楽をテーマにした小品を集めたもの。
クラプトン世代には、なつかしいアーティストの名が出てくるだけで幸せになれる。
若いミュージシャン達を描いた短編集。この作者の作品にいつも溢れている優しさが、この作品にも確かに感じられる。
装丁が可愛かったから選んだのだけど、内容も良かったです。音楽を愛する人間に生まれたら良かったかもしれないと思うほどに。
入院している老ギタリストの「クラプトンの涙」
すれ違いで解散した伝説デュオの「左側のボーカリスト」
〈ウルトラホーン〉とアイドルの恋を描いた「唇に愛を」
突然引退した盲目の歌姫の「バラードを」
怪我で活動休止中のドラマーの「笑うライオン」
音楽の才能しか持たない男の「その夜に歌う」
コミックバンド〈デュークス〉の「明日を笑え」
音楽にまつわる短編7編。
装丁:大久保伸子 装画:福田利之
「クラプトンの涙」の終わり方から連作かと思いきや
若干つながりはあるけれど別々の短編でした。
「その夜に歌う」はベタだけど泣きそうだった。
「バラードを」が一番いい話かなぁ。
誰にでもその人だけの歌がある。恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語。『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集。
この作家さんはじめて読んだのですが、とっても好きかもしれない
途中、リンクしていくのかと思いきやあれ‥?という疑問もわきましたが、ひとつひとつの物語だけでみると好きな話ばかりでした
音楽を齧ったことのある人にとって、かなりセンチメンタルな気持ちになるであろう一冊。 ミュージシャンを目指したあの頃の夢を、優しく思い起こさせてくれる物語たちです。 私は残念ながら、そのような経験はないのですが、やはり何かしら「音楽」につながる思い出の一つや二つはありますので、やっぱりセンチメンタルになっちゃったかな。 「あぁ、あの頃はこうだったね」と、かつての友人と共に語らいたくなる読... 続きを読む »
普通にいいお話です。ホロリもします。短編集です。だけど…よくあるいい話しという域は超えてないかな。
「音楽にからんだ暖かい作品を書いてください。」と言われて「ではこれなんかどうでしょうか。」と云った感じ。
基本の優しい物語が詰まった1冊です。
小路さんにしては少し物足りなさを感じました。
でも良いお話です。笑
小路さんにとっては初の短編集。内容はタイトルそのまま。 歌にたずさわる人たちをあつかった物語が7篇。 正直な感想を言うと、やっぱ小路さんの良さは長編じゃないと うまく出てこないのかなーと思うものもありました。 でも、それを補うほど素晴らしいものも。 『バラードを』はオムニバスの小説で既読だったんだけど、 この話はかなり切なくて、余韻に浸りたくなる物語。 落ち着いた音楽のかかっ... 続きを読む »
恋人を待つバーの女性とその周りの人たちの話がすごいよかった。泣いちゃった。なんか情景が浮かんだ。歌って全世界共通だしとてもいいなあと改めて感じた。10.04読了。
「音楽にできることの力を、自分の世界を作り上げるだけじゃなくて、自分の曲が世界を変えていけることを実感したんだ。」
なかなか、東京バンドワゴンを越えるものがないよねー。
最初に出てきた、不思議な二人組が、この後も話をリードしていくのかと思いきや、全くそんなことはなく終わってしまったよ。
なぜなぜどうして!?
なんてことが気になってしまうのでした。
音楽の素晴らしさ、というよりかは音楽を取り巻く人々の関わり合いが描かれた1冊。
【12/1読了・初読・市立図書館】
2009.11.19
ミュージシャンにまつわる短編集。
それぞれのお話に別のお話の登場人物の名前や曲ががちらっと出てきたりして。
実在のミュージシャンがモデルになっているであろうと思われるお話も。
もしかして、私が知らないだけで、全部そうなのかな?
「クラプトンの涙」
「左側のボーカリスト」
「唇に愛を」
「バラードを」
「笑うライオン」
「その夜に歌う」
「明日を笑え」
他の作品からも充分に音楽を感じさせてくれる小路作品。
今回はもろにその音楽に関わる人物たちを描いた短編集。
いくつかの短編同士が微妙にリンクしているのも読んでいて
かなり楽しい。
自分にとって音楽ものの小説はどうしようもなくダメか、涙して
読んでしまうかの二極なんですが、今作は後者の方。
題材としてのみ扱う音楽ってのが嫌いなんです。その点、小路作品
にはしっかりと音楽が根付いているのが好ましいです。
今作では「笑うライオン」に涙してしまいました...。これは凄くいいです。
自分自身はバンドをやってる訳ではないですが、こういう浪花節的な
メンバー同士の繋がりを描かれると...涙腺の歯止めが利かない(笑)。
誰にでもその人だけの歌(ストーリー)がある
恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語
『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集!
ギターが泣いている。最初にそう言ったのは誰なのか今となってはわからない。
奴がチョーキングすると音が泣き出すんだ。
あなたのギターを聴いているとわけもなく涙が流れてきます。
雨の中を歩けば、誰にも知られずに泣くことができる。
お前のギターがまさにそれだ。
weeping in the rain.
俺の代名詞になった。
それなのに。
………………………(――「クラプトンの涙」より)
誰にでもその人だけの歌がある。恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語。『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集。
エリックとミンディの話にきゅんきゅんした。
いろんなうたうひとのお話がつまってて、読みやすくおもしろかった。
短編7作。「バラードを」バラードが作れない彼女のために。「明日を笑え」はドリフターズがモチーフの話かな。全体的に温かな雰囲気で読後感はいいです。自分が音楽にもっと詳しければ、もっと面白かったのかどうだったのか。

音楽に関わる短編集。著者の作品は見えないものが見えるようになるのでとても好き。





