風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師

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著者 : 城野隆
制作 : 宇野信哉 
  • 祥伝社 (2009年8月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633233

風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師の感想・レビュー・書評

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  • 2016.12.13

  • 小田野直武、平賀源内、司馬江漢、それぞれ名前を知ってはいても、詳細はほとんど知らず。
    そしてこの3者に深いつながりがあったことも初めて知った。

    興味を持っている金唐革紙についても触れられていた。和紙を加工して革調のものにしたのは、伊勢の職人たちだと聞いたことがあるが…。

    男色について、当時それは後ろめたいことでもなんでもなかったこともあって、さりげなく触れられている。

    命がけではあるが、庶民を全くないがしろにした、武将たちの醜い領土・権力争いの物語よりも、武力以外の自分の力で、何かを極めようとする身分の低い者たちの物語の方がおもしろい。

  • 最後の最後で司馬江漢が出てくるとは!しかもあの人が!
    って感じ。
    うっすらしか知らなかったものについて勉強になった。
    蘭画とか小野田直武とか。

  • 秋田の角館でひっそりと好きな絵を描きつつ暮らしていた小田野武助は、ある日突如の呼び出しにより、平賀源内と出会った。
    適当な役職をあてがわれ絵の勉強のために江戸へ上った武助は、謙虚な姿勢と真面目な生活で着々と腕を上げていった。
    当時の日本にはなかった陰影をつけた蘭画の技術を見につけようと切磋琢磨していた中、源内を通じて『解体新書』の挿絵という本邦初の大仕事を任される。
    邪魔が入りながらも大事を為し終え名声を上げるも、慢心することなくひたすら絵の向上のみを目指す武助だったが、ただ一度の過ちが思いもしない結果へとつながり――・・・

    (2009/11/3 読了)

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風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師の作品紹介

角館の佐竹北家に仕える小田野直武(武助)は、安永二(一七七三)年七月、本草学者にして山師・平賀源内に画才を認められる。その時見せられた阿蘭陀絵の西洋画法に衝撃を受けた武助は、源内の誘いで江戸での蘭画修業を開始。浮世絵師・吉次郎(鈴木春重)らから刺激を受けながら画道に専念、やがて杉田玄白らが翻訳を目指す『解体新書』の附図描きの仕事を得る。それを機に、老中・田沼意次の知遇を得るようになっていくが…。後代の浮世絵にも多大な影響を与えた秋田蘭画の中心的絵師にして、平賀源内に愛された小田野直武。夭逝を遂げた謎の絵師の生涯を活写した傑作歴史小説。

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