ロング・ウェイ

著者 : 小手鞠るい

• 祥伝社 (2009年10月27日発売)

感想・レビュー・書評

[principal7214さんの感想 · 2012年12月2日]

恋愛小説。セリフやエピソードより、登場人物の心の中を丁寧に描いているところがいいなぁと思った。うわぁーわかるわかるー(>_<*)って、しおりを挟んで覚えておきたいような言葉がたくさんあった。江國香織さんぽい感じ。

[たけのこさんの感想 · 2012年7月30日]

　何かが欠けていて、何かが余りある。母として娘として父として、そしてそれに関わり合う人々。
　事件は起こらないけれど（それぞれの人生での大事件はありました）登場人物のどの人生にも、輝きが幾つも幾つもあって、どれも目が眩むほどではないかもしれないが、忘れられない。　そんな優しい人達のそれぞれのストーリーでした。
　この本はラブ・ストーリーではなく、人生賛歌だと思います。
　ふんわりと優しい風が吹き込んでくるようで、読了後も心地いい。

[mmauさんの感想 · 2011年6月14日]

章毎に、
視点が変わっていくのが
私は面白いと思いました。

[ひーちゃんさんの感想 · 2010年3月9日]

舞台はアメリカ、日本人の親子のそれぞれの恋愛物語。
娘は母親の再婚相手を好きになってしまう・・・

重い話でもなく、いつも小手鞠さんの本を読むときみたいにさらりと読めた。

[ルー子さんの感想 · 2010年2月28日]

＜内容＞時につまずき、時に迷いながら、それぞれの道を歩んでいく、桜、カリン、楓、美亜子、冬樹。不器用で純粋な5人の男女の恋と人生。涙と笑い、光と陰、過去と未来、そしてたくさんの愛に満ちた、それぞれの十数年を描く、激しくも静かな恋愛小説。

著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』（講談社）でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』（講談社）『星ちりばめたる旗』（ポプラ社）ほか、主な児童書に『心の森』（金の星社）『やくそくだよ、ミュウ』（岩崎書店）『シナモンのおやすみ日記』（講談社）など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」