御師(おんし) 弥五郎―お伊勢参り道中記

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著者 : 西條奈加
  • 祥伝社 (2010年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633479

御師(おんし) 弥五郎―お伊勢参り道中記の感想・レビュー・書評

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  • 途中、裏切りが続くからさあ。一期一会の親切が仇になってばっかで、なんか、世知辛い話だのぅ(´・ω・`)と読みづらくなってきちゃったけど、全般、つながっていた。なるほど。
    でもなんか、単なる逆恨みでもない、わるいやつらの気持ちもわかるのよねこれ。。。清廉はときに刃。。できるひと、つよいひとは意図せず周りを削るかんじわかる。。。清兵衛もけっしてヒーローではないし、忠義に縛られたいちばんの弱者なのかもしれないと考えたり、唸ったり。弥五郎が、伊勢の「御師」として成長する過程はとてもいいね。信心に関わる仕事はこうあるべき。弥五郎の生い立ちやら隻鮫との対決など、もっとじっくりシリーズものにして組みほどいていってもよかったくらい1冊にぎゅぎゅといろいろ盛り込まれてる。時代劇ドラマにしたら12話くらいに分けられそう。殺陣シーンも随所あるし、ブチの活躍も劇画向きだし(でも“加賀犬”って検索したらそんな獰猛なかんじもなくて、脳内イメージは土佐犬の体で読んだ)。亀太でもお世でも番外編つくれそうだし、読み終えてみたら盛りだくさんな物語だった。
    県をまたいで徒歩の旅なんて、いまじゃなかなかできないけれど、わくわくするだろうなあ。お伊勢参りを疑似体験しながらサスペンスも楽しめちゃう、おとくな1冊。ってかんじでした。

  •  伊勢参りの案内役である「御師」の手代見習・弥五郎が、巽屋清兵衛の頼みを受けて、用心棒も兼ねて伊勢参りに同行することに。
     てっきり、弥次喜多道中みたいに、この2人の珍道中みたいな話かと思ったら、蛙講のみなさんも一緒だし、宿場に着くたび事件に巻き込まれて、結構シリアスな感じ。
     そもそも清兵衛さんは江戸にいるうちから命狙われてたしね。
     わりとハラハラしながら読んだ。

  • “御師”って初めて知りました。お伊勢参りはききますが、今回は馴染みのない言葉があって、辞書を横に置きながらの読書となりました。御師の弥五郎は襲われた巽屋の清兵衛を助けたのが切欠で、清兵衛の伊勢参りに用心棒を兼ねて同行することになります。他に伊勢参りする一行を連れての道中記。弥五郎には伊勢に戻りたくない事情があり気が進まなかったものの、清兵衛を見放すことが出来ず、道中も清兵衛を守ります。清兵衛の狙われる理由も、弥五郎が伊勢を飛びだした理由も、西條さんらしい人情味溢れる物語でした。

  • 設定はいいけど、装丁がちょっとなあ。
    楽しいストーリーで、オチも悪くない。
    三家の子息たちといっしょに修業する続編を期待。

  • 気軽にサラッと読める時代エンタメもの。「御師」という職業はこの作品で初めて耳にした。大社お抱えの今でいうツアーコンダクターみたいなものかな。事件モノとしても面白いけど、お伊勢参りとか、御師の仕事とか、現代にはない、その時代の風習の描写が興味深く読めた。読後感も良く、西條さんの作品らしい安定的な面白さだった。

  • この人の話は裏切らない
    途中も面白かったしちゃんとハッピーエンド
    すばらしい

  • 前藩主も清兵衛さん達に武士を捨てさせるなんて酷いことをしたものだわ。

  • 伊勢参りものに興味があり、目についたものを読んでる状態。
    こちらは普通に面白かったけど、ややもの足りず。
    旅があっという間に進んでしまっているので、もっと読みたいのと
    それぞれの出来事があっさりとまとまり過ぎている印象…とでも。

  • 23

  • 現代風になり過ぎない程度に柔らかで読み易い時代小説。
    お伊勢参りについても、話とは別で楽しめた。

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