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みんなの感想・レビュー・書評
前の本が中途半端なところで終わっていたので「続くのか?」と思っていたら続きました。
今回はロンギヌスの聖槍。
槍の力で死人が甦り、切支丹を追い詰める。甦った立花宗茂が失った記憶を少しずつ取り戻すように各章冒頭に一人語りがあるのが面白い作りだけれど主軸がぶれるようで読み難かった。
前巻では聖遺物を一つ取り戻して仲間を一人失っていましたが今回も一つ取り戻して一人かなりの精神的ダメージを受けていました。毎回このパターンで、全てを取り戻したら最後に残った主人公が天海とサシで対決、とかになりそう…。
取り戻す為に闘うのがベースだから仕方が無いけれどもう少し話に変化が欲しいなぁ。
時は寛永二十(一六四三)年二月。家光を頂点とする幕府はいまだ切支丹の影におびえ続けていた。一方、島原の乱の生き残りで、天草四郎から力を分け与えられた“聖騎士”であり、江戸市中に潜伏している寅太郎たちは、授かった力を鍛えつつ、四郎復活のため、奪われた聖遺物の行方を捜していた。そんなとき、九州・柳川藩に潜む切支丹が弾圧され、そこに死んだはずの無双の武者が現われて、聖遺物のひとつと思われる凄まじき槍を手... 続きを読む »
天草忍法伝 第2巻。
伝奇エンターテインメントなので、『異能』が突拍子もなければ突拍子もないほど愉しい。「山の民」とのかかわりも加わって、舞台が広がっていくと面白そうです。
ただなあ、切支丹が自爆テロをやっちゃいけない。
宗教を書く肝は、狂信とそれに対する根絶やしだと思うんだけど、ちょっと方向が違う気がするな。
織田信長の比叡山焼き討ちを書いた作家さんが、生き残りの僧が信長を呪殺しようとする復讐譚を書き上げたんだけど、比叡山の大阿闍梨から「仏が人を殺すか」と一喝されたというのを読んだことがあります。
エンターテインメントだからこそ、ずらしちゃいけない軸はあると思う。
一度死んだはずの武者も、一人称で語らせたのはいい手ではなかったな。自分の凄さを自分で語らないといけなくなってしまったもの。自画自賛は男を安くするねえ。
シリーズ第2巻。死返しで蘇った古強者、山の民である鬼など、伝奇要素がさらに増えた。続きが楽しみ。
天草四郎時貞自身も謎が多く、あまり史実にこだわることなく、時代伝奇エンターテイメントとしておもしろいと思います。
寅太郎達に授けられた特殊な能力は無敵とはいかず、それぞれに一長一短があります。
それをどのように克服していくかが今後の課題ですね。(笑)
島原の乱で、切支丹側を攻め、無双の力を見せた立花宗茂が復活する、まさにゾンビとなって登場するのもなかなかですね。

前の巻で話が中途半端に終わった以上、続編があるであろうなと思った通り続編が出たが、話としては前の巻程、盛り上がりに欠け、中途半端な感で終わる。死人を生き返らせた理由も明確でなく、宗門改めとして登場した...





