編集ガール!

著者 :
  • 祥伝社
2.96
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本棚登録 : 815
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633974

作品紹介・あらすじ

高沢久美子は出版社に勤める27歳。といっても経理部員だ。 会社には秘密だけれど、単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って三年。そろそろ結婚の話も出ている。 ところがある日、ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。 以前、適当に書いた企画書が通ってしまったのだ! 女性ファッションの通販雑誌を自分で創刊するなんて、久美子にできるわけがない。 新編集部のメンバーは社内よりすぐりのツワモノばかり。その上、彼氏の学まで部下になるなんて! 素人ばかりの編集部は前途多難……

感想・レビュー・書評

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  • 経理畑からいきなり編集長へ。
    滅茶苦茶な人事だけど、予想通り年上の恋人,学くんが下について支えてくれ、その後離れていき。
    自分の限界を自分で決めちゃダメだと思わせてくれた。
    ハッピーエンドだから読後感もよかった。

  • 爽快なお仕事小説♫私自身、自分の仕事には日々疲れてるけど、それを、癒やしてくれる楽しい物語でした♫

  • 図書館で偶然見つけた本。出版社に勤めるも編集の仕事はしたことのなかったしたことのなかった主人公が突然の社長命令で新しい雑誌を作ることに!?上司(社長)やクライアント、スタッフとの調整はさぞかし大変だっただろう。

  • 経理部の久美子は社長から編集長に任命される。受け身から自分で決断する仕事にやりがいを感じるようになる。

  • 高沢久美子は出版社に勤める27歳。といっても経理部員だ。
    会社には秘密だけれど、単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って三年。そろそろ結婚の話も出ている。
    ところがある日、ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。
    以前、適当に書いた企画書が通ってしまったのだ!
    女性ファッションの通販雑誌を自分で創刊するなんて、久美子にできるわけがない。
    新編集部のメンバーは社内よりすぐりのツワモノばかり。その上、彼氏の学まで部下になるなんて!素人ばかりの編集部は前途多難……

  • 最初は何か読みにくい感じでしたが、途中からすごく面白くなってきた!
    特に、企画の生みの苦しみに四苦八苦してるとことか、仕事に熱中して寝食忘れてしまうとことか、確かに私も20代の後半のときに体験したなあ。
    後味すっきりのおすすめ仕事小説です。
    ちょっと最後乱暴な終わり方だけど。笑

  • 出版社の経理にいる27歳女子
    突然の社長命令でファッション通信雑誌創刊する編集長にさせられる

    ありえん、こんな設定
    主人公も初っぱなから「できません」「やれません」と拒否
    それでもバタバタと進んでいく

    想像通りに終了、めでたし
    はっぴーすぎてなんだかな
    彼氏の浮気疑惑があっさり流されたのが残念

  • 読み終わって、もうちょっとだけボリュームが欲しかったなーと思いました。
    主人公の女の子が、なんていうかシャキッとしてなくて目覚めるまで少しイライラしながら読んでいたけど、だんだんと目覚めて楽しんでいく様子はよかったです。
    あたしだったら、そんなおもしろい仕事任せてもらえるなら最初っからガンガンいっちゃうかもーと思いながら。
    編集のお仕事のことをさらっと楽しく読める感じかなー。
    わりとおもしろいキャラ設定だったので、やっぱりもう少しガッツリ読んでみたいと思いました。

  • 出版社で経理担当だった久美子。
    社長命令でいきなり編集長!!!
    久美子の書いた企画書が通ったらしい。
    経験なしでいきなりの編集長なのに、同期や周囲に聞いて周囲に助けられてひとつひとつこなしていく。
    社長に見る目があったのか久美子のがんばりが良かったのか。諦めない、スピードが重要か。

  • 『年下の男の子』的なテイストを期待して読んでみました。
    そのことに関して言えば当たりでした。が。

    編集者という仕事に関しては、大昔そっち方面を目指してたというのもあり
    企画書の書き方や割付の制作など『懐かしいなぁ』と思いながら読んでました。
    向いてないってことを痛感したので今やりたいかって言ったらやりたくないけど(爆)。

    編集という仕事だからというわけではなく
    いきなり人を纏める立場を振られてパニクる主人公の姿がものすごくリアルで
    読んでてハラハラしっぱなしでした。
    全く編集経験のない経理部員を
    有無を言わせず新雑誌の編集長に抜擢するワンマン社長といい
    方向性が違うとダメ出しした編集長に対して
    『素人は黙ってろ』といわんばかりに不機嫌になる彼氏といい
    ことごとく人の話を聞かない人たちに若干イライラ(笑)。
    話が進むにつれてようやくうまく回るようになってきたのはいいけど
    河本さんに告られた辺りからは
    ちょっとうまくいき過ぎじゃねーか?という疑惑が個人的に(笑)。
    最後は大団円で丸く収まるっちゃー収まるんだけど
    あんな仕打ち(爆)をした彼氏と元鞘にってのが理解の範疇外でした。

    5人しかいない編集部のうちふたりが入れ替わり
    久美子が出産したその後の話をぜひとも読んでみたいんですけども
    これって続きはあるんでしょうか???
    (それよりもウェディングベルの続きが気になる/爆)

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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