- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396634032
作品紹介・あらすじ
この鬱屈、この暴力、この叙情-これは、90年代から2000年代初頭にかけての、アダルト本出版社の物語。
感想・レビュー・書評
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凄惨で過剰な性のありようを露悪的に描く技法に好き嫌いは出るかも知れないが、とにかく圧倒的なドライヴ感。どこまでが実体験でどこからが創作なのか、興味は尽きない。
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どこまでが実話を基にしているのか…。
本人を反映しているのは誰の部分なのか?
毎回彼の著書はそこが気になってしまう。
暴力と性。電車の中で読んでてつらかった… -
ドライな感じと疾走感は強め。
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とある小さな出版社が発行するエロ本編集部の個性的な部員達の話。著者自身もそのような編集部員であったこともあり、かなり実話に基づいているらしいが、だとしたら結構驚く職場だ。この本のサイン本には「石原慎太郎に捧げる」と書いてあった。あのブンガク者気取りの都知事閣下がこれを読んだら、(読むはずもないが)さぞ怒るだろうと可笑しくなった。しかしこの本に登場する人物の心理描写はなかなかのものだ。ここまで精神を鬱屈させた人達を書かせたら、現在著者の右に出る人はいない。人間は凄いなと思った。
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2014年3月22日読了。
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1 白鳥賛歌
2道化の影
3巨人と凡夫
最終章 泥鰌の夢
最終章でやっと面白くなった。途中で読む気がなくなったけど、最後まで読んでよかった。 -
アダルト本出版社に勤務する、アナーキーな四人の男たちの話。
相変わらず、タブーを度外視したような暴力とセックスの場面が続くが、『民宿雪国』を読んだ時のような衝撃はもはや無い。人間が虚無になり破滅に走る姿に美を感じる人もいるだろうが、会社から給料をもらっているサラリーマンが同じことをしたら、馘首になるだけだろう。それともサラリーマンが非社会的なことをすることが斬新だと言いたいのだろうか。
この路線を続けるのは限界がある気がする。 -
逸馬 ストゥージーズ イギー・ポップ ユージ 松井 蜂村 この世のありとあらゆるものに嫉妬した どじょう泥鰌 きさらぎ如月 斎藤茂吉 鰻 武田英子 長崎の短大 レイプ雑誌 石原慎太郎 高山 ゴルフスコア80 カレリンに勝つには、ゴリラにレスリングを教えるしかない BANG 沢崎徹 江田 四畳半のシェークスピア GREAT3 男らしくあれ男らしく生きて男らしく死ね
よこ‐れんぼ【横恋慕】他人の配偶者、あるいは愛人に横合いから思いを寄せること。「人妻に―する」
は‐か【破×瓜】「瓜」の字を縦に2分すると二つの八の字になるところから
1 8の2倍で、女性の16歳のこと。
2 8の8倍で、男性の64歳のこと。
3 性交によって処女膜が破れること。 -
もう少し期待してたんだが…