娘の結婚

著者 :
  • 祥伝社
3.79
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本棚登録 : 672
感想 : 118
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634100

感想・レビュー・書評

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  • 娘の結婚によって突然できる家族や親せき。
    良好な関係を築こうと思っても戸惑うのは避けられない事。
    しかし前向きにとらえ善処していこうという父親の姿に好感が持てた。
    父親一人で育てた娘の結婚は喜びでもあるが寂しい物。
    その寂しさが強調されることなく、読後感が温かくて良かった。

  • 父娘の二人なのにこんなに冷静になれるのだろうか?

    私は、無理かも・・・

    ただ、ひたすらに幸せを願う姿(父娘の)に涙。

  • 小路さんが描く家族の物語が好きです
    涙脆いから何度もじわっ〜と瞳が潤んでしまいました‼︎

  • あたたかいなぁ。

  • 題名の通り。だが各家族で色々有る…ラストのお父さんはかっこいいな~
    2013.9.6

  • 母を早くに亡くした娘の交際相手は、幼なじみの青年だった。
    父が下した決断は。

  • 泣いた。[2013.08.25]

  • 思うトコロあり、泣けた。
    本の題からして、「小路幸也ワールド\(^∀^)/!キタコレ!!!」ってな感じで読む前から期待は大!!!
    てゆーか読まなくてもイケル!って位、期待しておりました。
    だって「小路幸也」さんの書く「娘の結婚」だもん。

    でも、義理の両親の所がなんか違ったな〜
    期待ハズレな作品ではないけど。

  • +++
    今年26歳になる実希に、結婚を考えている相手がいるらしい。17年前、妻の佳実が事故で亡くなって以来、孝彦が大切に育て上げた娘。その相手というのは、幼馴染みの古市真くんだった。実は、生前の妻は古市夫人と折り合いが悪かったようなのだ。孝彦は真くんに会う決心がつかず……。新たな門出を心から祝うために、父が最後にできること――。思わず涙があふれる、感動の家族小説。
    +++

    ちょっぴりほろ苦いがほのぼの系の家族小説と思って読み始めたのだが、途中で、以前住んでいたマンションの住人である主婦の飛び降り自殺の新聞記事が古いアルバムから見つかり、これはミステリだったのか、どんどんきな臭い展開になっていくのか、とさらに興味津々で読み進んだのだった。やはり家族の物語だったのだが、人の性格に思いを致し、その人との関係性を見つめ直すという点では、純然たるほのぼの系ともいささか違っていて、それがなおさら気持ちを深くしているような気がする。娘を送り出す父の寂しさと喜びが大げさではなく描かれていて心に沁みる一冊である。

  • 泣けちゃいました。こういうハッピーエンドはいいですね。いろいろ思うところもあり、余計に泣けちゃいました。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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