ポンチョに夜明けの風はらませて

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 85
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634155

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと中場利一を彷彿とさせる
    余りの荒唐無稽さ
    面白いけど・・・

  • 風邪っぴきながら読んだロードムービーみたいな小説。
    こういう旅ものはやっぱり読んでて楽しい。

  • 映画映えする原作だなぁ 映画の主題歌担当したのが忘れらんねえよというのがわかり過ぎる!

  • 映画を見るのが楽しみ。

    主人公はみんな高校生だから最初は世界観に入り込むのが難しく感じるかもしれないけど、ジワジワと取り込まれるように深みにはまって来て、後半には自分の高校時代のノリや勢いまで思い出して、サクサク読み進められる。

    読後感の爽やかさが青春なのかもしれない。

  • 卒業式にライブをする!
    青春をかけた4人の男子高生のドタバタ劇。

    卒業式の2日前になって又八とジャンボは、オンボロのセルシオに乗って、
    受験をしているジンをむかえに新宿から岡山まで行くことを決意する。

    途中の静岡で元女優の愛を拾い
    名古屋の風俗で同じ年のカスミを拾い
    京都でジンに恋する翔子を拾う、珍道中。

    岡山で又八の蒸発した父親の真相に迫り
    なんとかギリギリ卒業式に間に合うために、行きは2人だったのがいつの間にか6人になって帰宅。

    茶番でっせー。
    ちょっと無理な展開も多々あるけれど
    男子はこういうの好きかもね。)^o^(

  • 高校卒業を目前にして、人生に大きく舵をきりたい男子4人の珍道中。それぞれが人生の主役で、それぞれが端役で、都合のいいことと悪いことに向かい合う。青春ってエゴのかたまりだし、そのぶつかり合いが最高だなーと感じる。

  • 高校の卒業式まであと39時間。

    壮絶な運命に憧れる、ないものねだりでお調子者の`又八`は、
    身も心も大きく育った天ぷらやの後取り息子`ジャンボ`と共に、卒業式直前に入試を受けている友人(イケメンなのになぜか冴えない「座右の銘」マニアの)`ジン`を迎えに、
    新宿から岡山まで車での旅に出る。
    華々しく高校生活をおくるつもりが、俺たちの青春には何かが足りない。このまま適当に終わっていいのか?
    そんな思いを胸に、珍道中が幕をあける・・・

    おバカな高校男子の青春ロードノベル。

  • 高校生の男の子集団って
    こんなおバカなことに一生懸命
    力を入れれるもんなんや!

    て思うくらい、おバカなこの子たちが
    面白くて大好きになりました 笑

  • 卒業式間近の高校生が東京から倉敷までひっちゃかめっちゃかの珍道中。
    男って、青春って、本当にバカ!の読後感。
    それでも仲間のいる心地良さは残った。

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著者プロフィール

1977年神奈川県生まれ。2016~2022年に愛媛県松山市で執筆活動に取り組む。現在は東京都在住。2008年に『ひゃくはち』でデビュー。2015年に『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞、2019年に『ザ・ロイヤルファミリー』で山本周五郎賞とJRA馬事文化賞を受賞。その他の著作に『95』『あの夏の正解』『店長がバカすぎて』『八月の母』などがある。

「2023年 『かなしきデブ猫ちゃん兵庫編  マルのはじまりの鐘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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