限界捜査

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634247

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  • 団地でおきた殺人事件。
    これまた、爽快感がない暗い作品。

  • 小児性愛、オーディション、写真投稿、ブルセラ、団地、貧困。
    刑事と被害者、犯人の複数パートが同時並行して物語られる。交わることなく場面展開が続くので、途中イライラした。中盤から事件解決に向けて動き出した。犯人の手口が明らかになって気持ち悪さが増してきた。
    手口に加担していたと知った娘はどう思うだろうか。
    離婚した刑事が息子と会う場面とは対照的だった。

  • 幼いわが子を小児性愛者に売る母親。そこで子供が何されてるかわかってるんでしょ?何とも思わないの?幼心も傷ついてるだろうに、罪悪感とかないの?可哀想に・・・(子供が)。早希の母親彩子は身持ちがだらしないし。サブテーマは「母親が気持ちが悪い」なのかと思った。

    早希ちゃんがお父さんを探したい、何が起きてるのか知りたいと思う気持ちはわかるけど、若い女の子が一人で調べまわるのは危険すぎ。オバサンにも早希ちゃんと同じ年頃の女の子がいるから、ダブって見えて心配になっちゃう。ウチの子より早希ちゃんはしっかりしてるけど・・・。

著者プロフィール

1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。‘94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、’10年には「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。緻密な取材が生む警察小説やサスペンス小説で多くのファンを魅了する。本書は朝鮮戦争で計画された原爆投下の機密作戦を巡る謀略を描く渾身の作。著書に『限界捜査』『ソウル行最終便』『彷徨捜査』『伏流捜査』(祥伝社文庫)『撃てない警官』『夜の署長』等。

「2023年 『ブラックバード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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