- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396634605
感想・レビュー・書評
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2021.08.09
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レンタル家族なんてのが現れるかもなぁ、パパに限らず。
レンタルする理由はさまざまなんだろうけど、いてくれると助かるという場面があるかも。 -
なんとなく手にとっただけなのだが、めちゃくちゃ心温まる作品だった。レンタルパパの会を始めた同じマンションの男性3人が、会の活動を通じた出会いがきっかけで、それぞれ良い方向に人生の舵を切っていく話。「家族とはこうあるべきだ」みたいなことに凝り固まっている昭和のおじさんは読んだほうが良いんじゃなかろうか。
「血の繋がりより心のつながり」という価値観は、少子化する日本でどんどん重要になっていくと思う。 -
レンタルパパからあれよあれよという間にとんとん拍子に事が進んで。
人生こんなに上手くいけばいいけど
なんてひねくれた事を考えてしまった。
物語としては面白く、ほっこり。
ごめんな隊の決めポーズは好きなところかな。 -
町内会で立場が低く、何か始めようと思い立った3人のレンタルパパ。
皆さまざまな理由でレンタルパパを活用していき、彼らの最後の決断は・・?
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
血の繋がりがないけど、家族になって幸せになるという話が好きな私には、ドストライクだった。やっぱり、ハッピーエンドで終わるとこっちもハッピーな気持ちになるよね。
妻と娘に逃げられた波平昭平と会社でミスをし閑職へ追い込まれた赤富士司と超エリートサラリーマンだけどどこかズレている夢野王司の3人は、「日本レンタルパパの会」を発足させた。全てはボランティアで、パパがいなくて困っている家庭の手助けをするというものだ。
波平は運動会の応援パパをし、赤富士は4歳の男の子のパパに、夢野は中2の娘をガツン!と叱るパパになって、3人のパパ力に変化が起こる。
赤富士が出会った舌足らずな4歳児の翔くんは可愛かった。だけど、少し可哀想な子。それは、波平が出会った健吾くんもそうだし、夢野が出会った香恋も少し可哀想な子どもなんだなと思う。だけど、他人であった3人がそれぞれのパパになって接して、いい方向に向かってくってのはいいよね。
波平が出会った咲江さんを最後まで怪しいなと思って、疑って読んでいたことは内緒の話だけど(笑)
2016.9.22 読了 -
同じマンションに住むダメ男3人が
無償のレンタルパパとして活動する成長物。
なかなかハードな境遇も明るくあっけらかんと描かれている。
【図書館・初読・8月4日読了】 -
2016_05_10-0045
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ダメ男3人が自分をレンタル! ? ワケあり家族をお助け!
結婚式での新婦の父親役、運動会では息子の応援係、
子供の遊び相手や、娘を叱って欲しいという依頼まで――。
〈日本レンタルパパの会〉スタッフ一覧
○夢野王司(ゆめのおうじ):
35歳にして超一流商社の課長を務めるスーパーエリート。
お坊ちゃま育ちのため、家事×育児×でどこかズレている。
○波平昭平(なみひらしょうへい):
実年齢38歳、見た目60代で、ついたあだ名は “ナミヘイさん"
なかなか理想のパパだと自負するも、クリスマスイブに妻と娘に逃げられる。
○赤富士司(あかふじつかさ):
総務部お客様相談センターに左遷され、謝ってばかりのエセ関西人。
その事実を告げられず、家族との微妙な距離感に悩んでいる。
ハプニング続出! こんなパパたちでホントに大丈夫! ? -
ドタバタして落ち着かないうちにも
家族とは?を問われていたような
結果、大団円で好感 -
同じマンションに住み、管理組合の理事を押し付けられた波野、赤富士、夢野の3人の中年男たち。
それぞれ家庭内に問題を抱えているが、3人は夢野の思い付きで、シングルマザーのための『日本レンタルパパの会』を立ち上げた。
表向きは人の役に立つためだが、実際は自分たちの父親力を高め、それぞれの家庭の問題を解決するのが目的だった。 -
面白かった〜。サクッと読了。いい家族。